トレーシングペーパー

パッケージのフランス語

トレーシングペーパーをフランス語で何という?(第18回)

娘のお絵かきグッズの中からトレーシングペーパーを見つけました。

今回はこの商品の表紙にある英語とフランス語を読んでいきます。

トレーシングペーパーとは?

トレーシングペーパーは薄い半透明の紙です。原図の上に置いて、線をトレースするのに使う紙です。

英語の説明

英語から読んでいきましょう。

トレーシングペーパー

Hilroy これはメーカーの名前

Lightweight transparent paper 軽量の透明の紙
Smooth yet durable surface for clean erasing スムーズだが、丈夫できれいに消せる。

44 sheets 22.9X30.5cm 44枚 

STUDIO これは製品の銘柄

Tracing Paper トレーシングペーパー

紙の重量は重さというより厚みと考えたほうがいいと思います。ライトウェイトとありますが、ダラーストア(100円ショップ)のものとくらべると、厚みがありしっかりしています(その分、高価です)。

サイズが半端なのはもとがインチだからです。この紙の大きさをインチで表すと、9インチ X 12インチです。

長さをインチで表すのは私はいまだにピンと来ません。インチで書かれているものはいつも計算機でメートル法に換算しています。

フランス語の説明

次にフランス語を読んでいきます。意味は同じなので書きません。

Papier léger et transparent
Surface douce mais durable qui s’efface facilement

léger 軽い

douce :douxの女性形 手触りのよい、なめらかな、やわらかな
ほかの例:
なめらかな肌 peau doux
柔らかいマットレス metalas doux

s’efface < s’effacer 消える、消え去る

facilement 簡単に

Feuilles
feuille はミルフィーユ(millefeuille)のフィーユで、葉っぱですが、用紙という意味もあります。

Papier à décalque

papier 紙 パピエ

à ~用の

décalque (カーボン紙、トレーシングペーパーなどによる絵、デッサンの)複写、転写 動詞:décalquer

Hilroyについて

Hilroy はカナダの文具メーカーです。日本でいえばコクヨみたいな感じでしょうか。ただし、この国のメジャーな文具メーカーはここだけです。

1918年、Roy Corson Hillという人がHilroyの前身の会社をおこしました。オフィスは、ふつうの家の二階で、社員は自分を含めて6名でした。

ヒルさんは、社長兼セールスマン、商品の受け渡し係とほぼ何でもやっており、夜な夜な、自分で紙を切っていました。

朝の7時から夜の11時まで全身全霊で働いたおかげで、会社はどんどん大きくなりました。

ホームページはこちらです⇒Hilroy | All the brands you love

サイトでは、ろんな用紙をダウンロードできます。罫線の入ったノートやカレンダーはもちろん、野球のバッティングオーダーとか(書いていてそれが何かわかっていませんが)、ハングマン、五線紙などなど。

ゲームもあり、全体的に学生をターゲットにしたサイトになっています。

今、こういうふうにいろいろダウンロードして自分で印刷できるので便利ですね。

ただし、紙とインクの消費がはんぱではありません。

ここからpenの日記

娘はやたらいろんなものをトレースしていました(写真参照)今は別のことに関心がうつったようですが。

私の住んでいるあたりは学校の夏休みは7月、8月の二ヶ月です。

娘は9月から高校生なので、学校のロッカーにあったいっさいがっさいを持って帰り、すべてが、居間の机やら何やらの上で山をなしています。

過去のノートは2,3年ぐらいはとってあるのですが、あまり見返すことはありません。でもごくまれに、「あれに書いてあるはずの◯◯が見たい」と大騒ぎするので、うっかり捨てていると大変です。

家の中に嵐が吹き荒れます。でも、高校に行けば、中学のノートなどはたぶんもういらないでしょう。

何もかも処分してすっきりしたいところです。

そういう学校用のノートや学用品以外に、うちにはお絵かきグッズやクラフト用品がたくさんあります。

小さいときから、お絵かき、ぬりえ、工作が大好きだったため、娘はその手の用品専用の小さな棚を持っており、もちろんここもケオスと化しています。

これらも整理しなければなりません。掃除の夏になりそうです。






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コメント

    • maukoro
    • 2013年 7月 03日 1:52pm

    今さらながら、なのですが、penさんはフランス在中なんですね。
    いいなあ!うらやましいです。

    そして、フランスにも”100円ショップ”がある、ということですね。
    しかも、ダラーショップと呼ばれているとしたら、、、

    フランス人もどんどん、英語化してきているのかなあ、とおもいました。
    Papier à décalqueな感じで、フランス的な”100円ショップ”を表現してほしかった、
    と個人的には思いますけど、ダラーショップの方がかっこいいのでしょうね。

      • フランス語愛好家
      • 2013年 7月 03日 8:39pm

      maukoroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      いや、私は在仏じゃないです。
      これまで在仏だなんて、一言も書いてないのですが、
      なぜかそう思ってる人が多いみたいなんです。不思議ですね?

      カナダ(英語圏)に住んでいるんです。カナダは英語とフランス語が公用語なので
      いろんな商品に両方の言語で表示しなければならないならないので、
      そういう表示を読んでブログにたまに書いています。
      ダラーショップもカナダの100円ショップにあたるものです。

      それから、フランスにはいわゆる100円ショップ(チェーン店)はないそうです。
      フランス語脳プロジェクトの在仏の人に聞いてみました。
      地方にたまに1ユーロのお店があるらしいんですけど。
      それから3ユーロショップというのもあるそうです。

      では、これからもよろしくお願いします。

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