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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

フランス語のことわざ60~オオカミの話をするとそのしっぽが見える(うわさをすれば影)

オオカミ

きょうご紹介することわざはこちらです。

Quand on parle du loup, on en voit la queue.
オオカミの話をするとそのしっぽが見える

⇒音声は、IVONA Text-to-speechで確認してください。Frenchで Céline か Mathieu を選び、文章を下の四角いところに入力し、playボタンを押すと聞こえます。

オオカミの話をするとそのしっぽが見える

友だち同士や、会社の同僚などが、その場にいない人の話をしていると、突然その人がやってくる。こんな状況を表したことわざです。

こういうこと、よくありますね。その人のことをほめてる場合もありますが、たいていけなしています。

その場にいない人の話をするのは、3パターンあります。
1.その人がその場に来ることが予測できていない場合。
2.その人がその場に来るはずなのにまだ来ていない場合。
3.その人がその場に来ることはあるはずがない(と当人たちは思っている)場合。

1番の例は、たとえば喫茶店などでうわさをしている時。思いのほか、当人が現れます。共通の友人だから生活圏が似ているのでしょうね。

会議や待ち合わせにまだ来ていない人のうわさをするのは2番にあたります。

「あの人いっつも遅れてくるね」が定番のトピックです。同窓会なら、「昔からそうだね。人は変わらないね」とか、「そういえば、私、前に新宿のアルタで待ち合わせしたとき、1時間も待たされたんだよ」いう流れになりそうです。

この場合、相手に聞かれる可能性はすごく高いのに、それでも人は噂をします。そしてふいに相手が現れると、いきなりあたりが沈黙の海に包まれます。

3番の状況では、よもや相手の耳には入らないだろうと、言いたい放題。しかし、「秘密は、この世に3人以上知っている人がいたらもう秘密ではない」と言われるように、これまた高い確率で、相手の耳に入ります。

どの道、相手に知られるのに、その場にいない人の噂をするのは人間の性(さが)のようです。

このことわざは、もともとは相手を悪く言っているときに、現れた状況を意味していました。現在はよく言っていても、悪く言っていても関係なく使われるようです。

よくわかる!フランス語の文法解説

単語の意味

quand ~すると、~する時

on 人々

parle < parler 話す parler de ~について話す、話題にする du  de+leの縮約 loup オオカミ en そのオオカミの du loup を受けている代名詞 ⇒後述 voit < voir 見える queue しっぽ *行列という意味もあり。

直訳

オオカミの話をしている時、そのしっぽが見える。
オオカミの話をすると、そのしっぽが見える。

中性代名詞 en

enは「中性代名詞」や「特殊な代名詞」と呼ばれるものです。

ここでは「前置詞de+名詞」を受ける用法。
du loupを受けています。

en を使わずに書くと
on voit la queue du loup.
(= on voit la queue de+le loup.)

enについてはこちらに詳しく書いています→「まいにちフランス語」29:L51 中性代名詞 en と y

似ていることわざ

特によいうわさをしている時。
Quand on parle du soleil on en voit les rayons.
太陽の話をしていると、陽がさすのが見える。

Quand on parle de la rose on en voit le bouton.
バラの話をしていると、バラの蕾が見える。

太陽やバラはオオカミよりいいイメージがあるようです。

英語では
Speak of the devil and he shall appear.
Speak of the devil.

悪魔はあまりいい感じがしませんが、いい話をしてるときも、悪い話をしてるときも、うわさの主(ぬし)が突然現れたらこういうふうに言います。

日本語では
噂をすれば影がさす

本人の影が見えるので、オオカミと似てますね。

いかがでしたか?

噂にもいろいろありますが、あまりにも相手をこき下ろすのは、自分の品性を落とすからやめたほうがいいです。

自分も他の人から同じことをされている可能性が高いです。

特に気をつけたいのはインターネット上でうわさすること。ネット上の文字はデジタルデータですから簡単に複製できます。

それなのに、匿名性が高いから、人は面と向かっては言わないようなことも書いてしまいます。

「ネット上のやりとりで秘密にできることなど何もない」、と考えたほうがいいでしょう。

★ことわざの記事の目次を作りました。ご利用ください。
その1⇒フランス語のことわざ~目次 その1
その2⇒フランス語のことわざ~目次 その2
その3⇒フランス語のことわざ~目次 その3

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    • 樋沼達雄
    • 2014年 11月 14日

    おっしゃるように、Quand on parle du loup, on en voit la queue、あるいは
    En parlant du loup, on en voit la queue と言っているところに噂の人物が登場すれば、その人を狼に喩えたことになり、大変失礼になるので、上品にQuand on parle de la rose, on en voir les boutons とか Quand on parle du soleil, on voit ses rayons とか言わなければならないとされている,
    と書かれています。余計なお節介でした。

      • フランス語愛好家
      • 2014年 11月 15日

      樋沼さん、こんにちは。
      やはりオオカミはあまりイメージよくないのですね。

      そもそも噂をすることが失礼だと思いますが。

      コメント、ありがとうございます。

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