今週の「虎と小鳥のフランス日記」はカミーユが友だちとお茶を飲みながら、この夏の思い出話(ouvenirs des vacances d’été 2014)をします。
その友だちというのが…
久しぶりの登場のフロ、そして、こちらはもっと久しぶりのヴァロンティーナ。
ヴァロンティーナは1年前にパリを離れたようです。どうりでビデオに登場しないはずですね。
まずは、サンプルビデオをごらんください。
★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。
★きょうのメニュー
サンプル部分のスクリプトと和訳
Je suis dans le troisième arrondissement, rue de Bretagne.
Et aujourd’hui nous allons visiter le Marché des Enfants Rouges.
Alors, pourquoi «des Enfants rouges» ?
Parce que c’était le nom d’un orphelinat dont les enfants portaient un uniforme rouge.
Maintenant ce marché est classé Monument historique.
Ah ! regardez., y’a plein de photos de Paris.
パリ3区のブルターニュ通りにいます。
きょうはマルシェ・デ・ザンファン・ルージュに行きます。
さて、なぜ「赤い子供たち」なのかって?
それは、以前ここは、赤いユニフォームを着た子どもたちのいる孤児院だったからです。
今は、このマルシェは歴史的建造物に指定されています。
あら、見て。パリの写真がいっぱいあるわ。
orphelinat 孤児院
3つのキーフレーズ
認定される
サンプルビデオにも入っている箇所です。
今は、このマルシェは歴史的建造物に指定されています。
Maintenant ce marché est classé Monument historique.
être classé + 無冠詞名詞
~に評価される、認定される。
En 2014, le mont Fuji a été classé Patrimoine mondial naturel.
2014年、富士山は世界自然遺産に認定されました。
久しぶり
みんなで挨拶する場面で。
久しぶり
Ça fait longtemps !
こう言われたら、同じように返せばOK.
この表現はこれまで何度も出てきています。
たとえば⇒セーヌ川沿いの散歩~「虎と小鳥のフランス日記」第12話
程度を強めるbon
フロの夏休みはどうだったかというと…
しっかり一ヶ月の休みをとったよ。
J’ai pris euh…un mois, un bon mois de vacances.
さすがフランス人ですね。一ヶ月のバカンスとは。
程度を強める bon, bonne は文脈によって、「かなり、相当の、たっぷりの、ゆっくりと」などと訳せます。
以前、冬のバーゲンのエピソードのとき、靴屋さんの前の行列にいた女性が、「すでに20分は待っているわよ」と話したとき、やはりこの bon を使っていました。
こちら⇒2014年・冬のセール~「虎と小鳥のフランス日記」第136話
Il en reste encore une bonne tasse.
まだたっぷり一杯分は残っています。
マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ Marché des enfants rouges
今回、カミーユたちがおしゃべりしていたのは3区にあるマルシェ・デ・ザンファン・ルージュです。
ビデオの冒頭、カミーユが話していたように、16世紀にあった孤児院の跡地に作られたマルシェです。
常設のマルシェとしてはパリでもっとも古いものとされています。
2000年に大きなリノベーションがあったようで、以来各国の食材を入手できたり、その場でイートインできるようになっています。
フランス人に馴染みの深い北アフリカの料理や、日本食も楽しめます。
こんな感じのマルシェです。
平日は、近隣のオフィスワーカー、休日は観光客で大賑わいとのこと。
カミーユたちのテーブルにもモロッコ料理風(?)のものがありましたよ。
●ヴァロンティーナの登場エピソード⇒出発~ピアノレッスン「虎と小鳥のフランス日記」第1話 その1
●フロの登場エピソード⇒サヴォア風チーズフォンデュ「虎と小鳥のフランス日記」第122話
ヴァロンティーナはトリノでサーカスの学校に行っているそうです。je fais mon école de cirque.と言ってました。
サーカスの学校って何をするんでしょうね。
それでは、次回の「虎と小鳥のフランス日記」をお楽しみに。
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