チーズフォンデュ

虎と小鳥のフランス日記

サヴォア風チーズフォンデュ「虎と小鳥のフランス日記」第122話

「虎と小鳥のフランス日記」第122話の受講メモです。
今回の舞台は夜のパリ。



夜のムフタール通り

時間は8時前(どっちが短い針かよくわかりません。もしかしたら10時半過ぎ?)。

時計

ムフタール通りです。

ムフタール通り

2年前の初夏、ムフタール通りのマルシェが舞台のエピソードがありました。こちら⇒第5話 ムフタール通りのマルシェ

そして、今回はなんと新しい登場人物が!

フロ

カミーユの友だちのフロさん。
2人(+カメラマンのアントワーヌ)でこれからチーズフォンデュを食べに出かけます。
もうパリは寒いのですね。

きょうのメニュー
・3つの表現
・表現の解説
・フロさんご紹介
・L’Assiette aux Fromages(レストラン)

きょうの大切な表現

その1

なぜかフォンデュについてくわしいフロ。
「フォンデュにはいろいろあって。ブルギニョン風とか、サヴォア風とか」

「それで、君はどっちが好き?」

カミーユとフロ

C’est laquelle que tu préfères ?

その2

お店に来ました。
ここはフロがネットであらかじめチェックしておいた場所。

「おいしいと思うよ、本当に」

フォンデュの店

J’pense que ça va le faire. Carrément.

その3

まるでグルメレポーターのようなフロ。
チーズフォンデュの食べ方をカミーユに教えます。
「落としたら罰ゲームだよ」と言う彼。

チーズフォンデュ

罰ゲームってどんなものでしょうか?
気になります。

パンにチーズをつけるのはいいけど、じゃがいもは難しいかも、というフロに、カミーユはあえてじゃがいもで挑戦。

「ああ、気をつけて。そう。」

Ah fais gaffe, ouais.

カミーユは落とさず、罰ゲームもなく、みんなで「夏の終わりに乾杯!」といって終了しました。

乾杯

キーフレーズをちょっと解説。

今回の2と3はどちらも口語表現で、書き言葉では使わないそうです。少なくともエッセイのようなものには。友だちどうしのお手紙ならいいでしょうね。

1.どちらが好き?

C’est laquelle que tu préfères ?
laquelle は「どちら」という意味です。

ここでは話題になっている fondue をさしています。

une fondue bourguignonne
ブルギニョン風

une fondue savoyarde
サヴォア風
のどちらが好き、ということ。

fondueは女性形ですから、女性形の laquelle を使用。

ほかの例
Il y a du jus d’orange et du jus d’ananas.
Tu veux lequel ?
オレンジジュースとパイナップルジュースがあるよ。
どっちがいい?

jusは男性名詞なのでlequelを使用。

2.大丈夫だよ、いいよ

Ça va le faire.
これはこのまま覚えるべき表現。

Hier,j’ai passé mes examens.
Ne t’inquiète pas, ça va le faire.
昨日試験だったの。
心配しないで。大丈夫だよ。

3.気をつけて

Fais gaffe.

faire gaffe à ◯◯で◯◯に注意する
という意味です。
faire attention à のカジュアル表現。

Fais gaffe, il y a une voiture qui arrive.
気をつけて、車が来るよ。

この言い方は、以前、やはりケンとティファニーがやっていたディクテマラソンで登場しました。
こちらに詳しく書いています。
恋愛で学ぶフランス語 : その22「あぶない!」

今回初登場のフロ

冒頭カミーユが
Alors je vais vous présenter un nouveau personnage des épisodes, qui est mon ami Flo.
さて、(虎と小鳥の)エピソードの新しい登場人物を紹介します。私の友だちのフロです。

と紹介したとき、Bonjourと言ってすぐにはずかしそうに下をむいてました。

フロ

Flo

des épisodes と複数形になっているので、これからも登場するのでしょうね。

わりと発音はしっかりと、はきはきしゃべる人なんですが、スピードは容赦ありません^^;
それに、最初こそ、恥ずかしそうにしていたものの、そんなのは一瞬であとはきわめてふつうにどんどんしゃべっていましたね。
全然カメラを意識していないというか。芸能界の方でしょうか?

Floってなんかお風呂みたいですけど、Florenceという名前の略だと思います。

彼はEHESS(社会科学高等研究院 =École des hautes études en sciences sociales )の出身。



L’Assiette aux Fromages

今回のエピソードの舞台のお店。
店の名は「チーズの盛り合わせ」
サヴォア風チーズフォンデュ専門店です。

オーナーが店を紹介している動画です。もしかしてこのおじさん、イタリア人?

家庭的な雰囲気を大事にしてる店みたいですね。

チーズがお好きな方はこちらもどうぞ⇒チーズのいろいろ

いかがでしたか?

チーズフォンデュ、とってもおいしそうでした。






ハロウィンハロウィンにまつわる単語 その3 魔女前のページ

思いがけない発見~masausa、penのおまけコーナー【第5回】次のページチェス盤

ピックアップ記事

  1. 2023年版、フランス語学習用カレンダーの紹介:テーマは「食」
  2. 『星の王子さま』~お役立ちリンク集

関連記事

  1. パリの田舎町

    虎と小鳥のフランス日記

    「虎と小鳥のフランス日記」vol.3 第51話~第75話

    「虎と小鳥のフランス日記」の3つのキーフレーズを書いた記事へのリンクそ…

  2. アトリエ「ダロ」

    虎と小鳥のフランス日記

    パリ18区のダロの陶芸工房~「虎と小鳥のフランス日記」第135話

    今週の「虎と小鳥のフランス日記」は陶芸の工房が舞台です。その工房の名前…

  3. パリ

    虎と小鳥のフランス日記

    アズディン・アライアの大回顧展~「虎と小鳥のフランス日記」第130話

    今週の「虎と小鳥のフランス日記」はアズディン・アライアの大回顧展を見に…

  4. グラン・ブルヴァール

    フランスにまつわるあれこれ

    夕方のグラン・ブルヴァール「虎と小鳥のフランス日記」第40話その2

    毎週届く、フランス語の教材「虎と小鳥のフランス日記」。バックナンバーも…

  5. ルルク運河

    虎と小鳥のフランス日記

    ルルク運河の散歩「虎と小鳥のフランス日記」第42話~前半

    週に一度のペースで見ている「虎と小鳥のフランス日記」バックナンバー。…

  6. カミーユ@北ホテル

    虎と小鳥のフランス日記

    パリの「北ホテル」でランチ「虎と小鳥のフランス日記」第126話

    今週の「虎と小鳥のフランス日記」第126話はは久しぶりにレストランが舞…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサーリンク



更新情報をメールで配信中

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

お問い合わせはこちらから

お問い合わせはこちらからどうぞ

封筒
⇒お問い合わせフォームへ


お気軽に^^

☆和文仏訳、仏文和訳の無償サービスは行っておりませんので、ご了承願います。

アーカイブ

PAGE TOP