ラジオ講座、『百合のFranceウォッチング』第60課の受講メモです。
カンカルのレストランの食事もしめに入り、百合がデザートにタルト・タタンを注文します。そこでこの回のポーズカフェはタルトタタンの由来と、この他のフランスの代表的なデザートの話です。
きょうのメニュー
それでは復習行ってみよう。
現在分詞とジェロンディフ
en rentrant à Rennes,
レンヌに帰るとき
分詞は動詞から「分かれた詞(ことば)」。現在分詞と過去分詞があります。
現在分詞はもとの動詞の意味を保持しつつ、形容詞のように使うことができます。
⇒「まいにちフランス語」42:L64 現在分詞とジェロンディフ
ポーズカフェ~タルト・タタン(amitié amoureuse)
書き取り
タルト・タタンには由来があるそうですが?
Oui, les sœurs Tartin tenaient un hôtel en Sologne. Un dimanche, l’une des sœurs laissa brûler la tarte aux pommes caramélisée.
Elle décidait alors de la recouvrir de pâte pour qu’elle ne brûle pas davantage. Et elle mit la tarte au feu.
Le dessert obtenue fût très apprécié des clients et devint la célébré la tarte Tatin.
ほかにフランスのデザートにはどんなものがありますか?
Eh bien comme dessert classique, il y a la tarte aux fruits, le gâteau au chocolat, la crème brûlée, le mille feuille etc.
シルヴィー先生のお好きなデザートは?
J’aime beaucoup l’île flottante. Et vous ? Monsieur Fujita quel est votre dessert préféré ?
ポーズカフェ・要約
ソローニュ地方のホテルを経営していたタタン姉妹の1人が、ある日曜日、りんごのタルトのりんごをキャラメリゼしようとして焦がしてしまった。
そこで、それ以上焦げないように、パイ生地でカバーしてオーブンで焼いたところ、お客さんにとても評判がよかった。こうしてあの有名なタルト・タタンが誕生した。
伝統的なデザートとしては、フルーツタルト、チョコレートケーキ、クリームブリュレ、ミルフィーユなど。私はイルフロタンがとても好き。藤田先生は何がお好きですか?
単語メモ
pâte パイ生地
davantage より多く、より以上に、いっそう
Il faut manger davantage.
もっとたくさん食べなければいけません。
クリームブリュレ crème brûlée
クリームブリュレはプリンみたいなお菓子です。直訳はこがしたカスタードクリーム。仕上げに、プリンの表面をバーナーでじゅっと焦がすからです。
映画「アメリ」で、アメリが食べていたので、それで有名になったと思います。
詳しくはこちらをどうぞ
⇒『アメリ』と歩くモンマルトル その2「虎と小鳥のフランス日記」第37話
記事のおしまいに、アメリがクリームブリュレを食べているシーンと、レシピの動画をご紹介しています。
イルフロタン(イルフロッタン) île flottante
直訳は「浮かぶ島」。日本語ではイルフロッタンと書くほうが多いと思います。カスタードクリームの上にメレンゲをのせたもので、このメレンゲが「浮かぶ島」、というわけ。
☆イルフロッタンの作り方
メレンゲを電子レンジで加熱して丸くふくらましてますね。ダメ押しでカラメルソースまでかけています。
こういうふうに最初から最後まで泡だて器を使って手でまぜると洗い物がふえなくていいですね。手が疲れますが。
タルト・タタンの作り方
りんごがたっぷり入っておいしそうですね。
こちらの記事で、さらに詳しくタルトタタンの歴史と作り方を紹介しています。
タルト・タタンは最後にひっくり返して型から出すので、「さかさまケーキ」と呼ばれることもあります。
いかがでしたか?
イルフロッタンは作ったことがないのですが、娘の好きそうなデザートです。プリンもキャラメルソースもメレンゲも大好物ですからね。
それでは来週のラジオ講座の記事をお楽しみに。
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