4月1日から始まった春季のラジオ講座の受講メモを書いています。
ちなみに、私はストリーミング(⇒NHK語学番組 | まいにちフランス語 My語学というところに無料登録してログインをします)で聞いています。三回目のきょうは第三週(L7~L9)の感想です。
今週は形容詞の説明でした。形容詞は名詞の説明をする品詞で、通常名詞の後ろにつきますね。
この後ろに来るというのが、フランス語を始めたときはショックでした。
日本語も英語も前に来ますから。
もう一つショックなのは、名詞の性別や数に影響をうけて、形容詞もそれにそった形のものを使うことです。
この現象を『性数一致』というのですが、名詞に性別のある言語を始めて勉強する人はみんな「え~~っ!」と思うんじゃないでしょうかね?
L.7 形容詞
いわゆるふつうの形容詞です。
きれいな花、とか、美しい人、とか、アホなペンギン、などと名詞を説明する単語ですね。
名詞の性別、数で形が変わるから通常4種類あります。
講座では、一度に二つのショックを与ええない配慮か、今回はひとつの規則だけを説明していました。
つまり、
Jacques est grand. ジャックは背が高い
という、名詞にじかに形容詞をつける形じゃない文で例をあげていたので、その形容詞が名詞の前に来るのか後ろに来るのかという問題にはふれていませんでした。
L.8 指示形容詞
「この花は私です」
の「この」みたいなのを指示形容詞といいます。
久松先生は「こそあど言葉」と言われてました。
指で、これ、それ、あれ、とさし示すから指示形容詞なのです。
フランス語脳プロジェクトの文法編を初めて聞いたとき、私は指示形容詞や次に出てくる所有形容詞という名称がこんがらがっていたのですが、さすがに今はわかるようになりました。
指示形容詞は
ce(cet), cette, ces
の四つしかありません。
フランス語ではこれ、あれ、それの区別をつけないからです。
その代わり冠詞がたくさんあるから、なんとかなるようです。
それに買い物などでは、本物の指で指し示せばいいですし。
L.9 所有形容詞
「あなたの胸にとどけたいのです」
の「あなたの」みたいなやつです。
個人的に9課が一番難しかったです。
所有形容詞を難しくさせているのは
1.数が多い
2.形容詞なので、所有している名詞の性別と数によって形が変わる
というニ点によると思います。
特に2番の、所有している物の性別で形が変わるというのは慣れるまで
ちょっと違和感あります。
ついつい所有している人の性別で形を変えてしまったり。
このルールに慣れたとしても、名詞の性別がわからないと間違えてつけちゃいますし。
所有形容詞の練習問題は何度やってもやりすぎることはないような気がします。
過去の記事:
初回⇒NHKラジオ講座「まいにちフランス語」初級編L1-3を聞いた
第二回⇒「まいにちフランス語」初級編L4-6~冠詞
発音メモ
8課で album アルバム が出て来ました。
発音は「アルボム」
今までこの単語を口に出したことがなかったので、最初聞いたとき「は?爆弾?」と思ってしまいました。
バスボムみたいな。
ふつう un, um というつづりは「アン」という鼻母音です。
たとえば、brun(褐色の)ブハンみたいな発音
parfum(香り、香水)パッファンみたいな発音
でもalbum や aquarium(水槽)アクアリヨムは鼻母音じゃないのです。
ラテン語というか、ラテン語直系の単語の語尾についていると、こう読む傾向が強いようです。
alb- はラテン語で「白」という意味の接頭辞、
aqua-, aqui-は「水」です。
テキストご紹介
先日、購入したテキストが届きました。
本当に単語にカタカナがふってないです。
全くの入門の人はたぶん独自のやり方でカタカナで書き込みますよね?
そうしないと先に進めないというか・・でも、カタカナで書き表せないのも事実なのです。聞くところによると昔のテキストはカタカナはふってなかったとか。
今回、テキストの中のイラストがとてもかわいいので、うれしいです。
クレジットを見たら、齊藤木綿子さんという方がイラストを描かれていました。
女性誌、絵本、広告などいろんなところに描かれていて、内容によってタッチを変えておられるそうです。
器用ですね~。
テキストの絵は小さいからもう少し大きいので見たいところです。
それでは次回の受講メモをお楽しみに。
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