きょうはゴミ袋のパッケージを読みます。
黒い可燃ごみ用の袋です。袋の入っていた箱の文字を読んでいきます。
英語表記
上から
GLAD メーカー名
This Bag Fits この袋は(以下のごみ箱に)フィットします。
EXTRA LARGE 特大
121 L 121 リットル
Other Sizes Available ほかにはこんな袋があります
REGULAR 75 L レギュラー
LARGE 77 L 大
(商品の概要は一番下)
BAGS 20 袋 20枚
EXTRA LARGE 特大
Easy-Tie Garbage Bags 口のところが結びやすいゴミ袋
特に難しいところはありませんね。ただの袋なので・・。
他の側面にはもっといろいろ書いてはありますが。
フランス語表記
Sac qui convient
sac 袋
convient < convenir 適する
qui 主語になる関係代名詞 ・・・(するところ)の 詳しくは⇒もう迷わない!フランス語の関係代名詞 quiとqueの違い
TRÈS GRAND
très とても
grand 大きい
Autres tailles offertes
autre 他の
tille サイズ
offerte 提供された
taille が女性名詞、複数なので、これを修飾しているofferteも女性形、複数
ORDINAIRE 普通の
GRAND
SACS
Sacs à ordures à noeud facile 口の結びやすいゴミ袋
ordures(主に複数形で)ゴミ boîte à[aux]ordures ゴミ箱
nœud 結び
facile 簡単な
Sacs à ordures (ゴミ袋)の à は用途の à
他の例:une tasse à café
コーヒーカップ
Sacs à noeud facile の à は特徴、付属のà
他の例chambre à un lit
シングルベッドの部屋
でもこういうふうに並べると、2つ目のàがゴミにかかっているように見えるので、まぎらわしいのではないでしょうか?
Easy-Tieって何?
Easy-Tie の横に商標をしめすRマークがついています。
これは、袋の口までゴミを入れても簡単に結べるように、こんなふうに結ぶ部分が作ってあるゴミ袋です。
■ 余談:ゴミの分別の話
3年前に名古屋に里帰りしたとき、ゴミの分別の複雑さに負けそうになりました。そのゴミが何ゴミになるのかさっぱりわかりません。
現在、私が住んでいるところは、家庭から収集車に出すゴミは2種類に分けて、専用の袋に入れます。燃えるゴミ(一般に黒い袋が多いが特に指定なし)とリサイクル用ゴミ(青い透明の袋)です。
そのまま処理すると危険なゴミ(電池、電球、ペンキ、車のバッテリーなど)や大きなゴミ(PC,テレビ、芝刈り機、トースターなど)はエコ・ステーションという専門の施設に持っていくと無料でひき取ってくれます。
このへんは広いから、ぼーんとゴミを捨てる場所があるんですね。場所はあるのですが、そのへんに適当に捨てるわけにはもちろん行きませんから、ゴミを捨て場所に輸送するのにコストがかかるという問題があります。
そこで、処理できるものは市内でできるだけ処理して、土に返したり、肥料にしたりと自治体は予算をまわしてゴミ処理をがんばっています。
ふつうのゴミは必ずしも袋に入れる必要はなく、いわゆるゴミ箱に入れれば、収集員がそのゴミ箱ごと中身を収集車に開けてくれます。
ただし、庭の落ち葉など細かくて軽いものは、ゴミ箱から開ける時、そのへんに飛び散ってしまうので、やはり何らかの袋が必要でしょう。
うちでは、木っ端とか、大きめのある程度重さのあるゴミはゴミ箱に入れて出し、その他のものを袋にまとめています。
ゴミ袋はほかにオレンジバッグと呼ばれる、黒い袋より厚手で刈った芝をまとめて入れても破れない丈夫な袋があります。
カナダは日本に比べてずっと簡易包装です。とはいえ、やはり商品を個別包装していますから、ゴミはたくさん出ます。
数年前より、スーパーではエコバッグを使うようになりました。しかし、工業商品の個別包装をやめなければ、ゴミを減らすのは難しいですね。
商品の輸送を考えると、個別包装が必要なのでしょうが・・。せめて、食品はばらで買うようにしたり、無駄なものを買わないように努力したいですね。
ものを買うとき、それを捨てるところまで考えるようにすれば、今よりはだいぶゴミ減らしできるのではないでしょうか。
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