10月の週末はハロウィンにまつわる単語をご紹介しています。
2回目のきょうは
どれもハロウィンにつきものですね。特にジャック・オ・ランタンと蜘蛛はハロウィンの飾りになくてはならないものです。
ジャック・オ・ランタン
これはカボチャで作ったちょうちんです。
そもそもの由来はジャックというアイルランド人があの世とこの世をさまよう時、真っ暗なので使った灯り。
このとき、カボチャはカブだったのですが、アメリカに伝わったときカボチャになりました。カボチャがたくさん収穫できるからですね。
フランス語では
une lanterne-citrouille
またjack-o’-lanternは鬼火のことでもあります。鬼火は雨降りの夜などに、墓地や湿地に漂う青い火(怖い…)。
その場合は
un feu follet 鬼火
丸い大きなかぼちゃの中身をくり抜いたあと、ちょっと怖そうな顔になるように目鼻のパーツをくりぬきます。最後にろうそくを中に入れてともせばちょうちんのできあがり。
これを戸口において、火をいれておくと、その家はハロウィンに参加しているという印ですから、子どもたちがお菓子をもらいにやってきます。
蜘蛛
蜘蛛は魔女の使い(アシスタント)やペットだと言われています。ハロウィンに登場する気味の悪いものの代表ですね。
une araignée
読み方、注意です。
ai は二重母音字で エ
gn はこのセットで ニャ行の音
araignéeの発音 40秒
叫び声
ハロゥインナイトにひびきわたる恐怖の叫び声です。
des hurlements
発音が難しいですね。
Hは読みません。menは鼻母音。
ユルルモンのような感じです。
こちらで確認⇒
青い三角をクリックすると発音が聞こえます。
★叫び声3種★
それぞれの動詞は
どれも聞いていてあまり気持ちのいい音ではありませんね。
きょうの復習
今回覚えた単語の例文を見ておきましょう。
Je dois faire une lanterne-citrouille.
ジャック・オ・ランタンを作らなければ。
Araignée du matin, chagrin, araignée du soir, espoir.
朝の蜘蛛は悲しみ、夜の蜘蛛は希望
これはことわざ、または言い伝えなので、araignéeに冠詞がついていません。
matinとchagrin、 soirと espoirがそれぞれ韻をふんでいます。
朝、蜘蛛が活動していると翌日は雨、夕方、活動していると晴れることからこう言われるようになったそうです。
Ce soir est le soir des hurlements, des cris et des grincements.
今晩は、叫び声と、悲鳴と、こうもりの鳴き声の夜だ。
この続きはこちらから⇒ハロウィンにまつわる単語 その3 魔女
ハロウィンについてはこちらをどうぞ⇒ハロウィンの由来
ハロウィンに子どもたちにお菓子をあげたくない場合、留守にするか、あるいはジャック・オ・ランタンを戸口に置かず、家の中のあかりをすべて真っ暗にしておく、という手があります。
それでも、子どもたちがやってきてドアをどんどんたたく場合がありますが。
私の住んでる所は年々、やってくる子どもたちの数が少なくなっています。まわりにたくさんジャック・オ・ランタンがないとスルーされてしまうようです。
こんにちは、ハロウィンの季節なんですね、大きなお店や、小物を売るお店なんかは若干ハロウィンな柄を見かけますが、クリスマスほどははやってないです。音声がきけると楽しいですね。蜘蛛の単語発音してみました。
花南さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
日本ではそうでしょうね。単に、私がハロゥインのモチーフが好きだから、書いているんです。
音声、全部の単語につけたほうがいいかな?