毎週1つずつ見ている、虎と小鳥のフランス日記のバック・ナンバー。今週は第10話です。
この回は、ヴェリブというパリ市の提供している貸し自転車を借りて、パリの街中を走り、エッフェル塔まで行くお話。
だいたい、10区⇒8区⇒1区⇒7区という道筋です。
パリの行政区の地図はこちらをごらん下さい⇒パリの20の行政区~第1回
季節は夏で、公園では夏場だけ催されるされるお祭りをやっていました。自転車に乗る爽快感がこちらにも伝わってくる楽しいエピソードです。
発話は短く、会話とナレーションがあります。
きょうのメニュー
それでは、復習、行ってみよう!
3つのキーフレーズ~使える日常表現
さあ、出発!
カミーユがヴェリブを借ります。
さあ、出発!
C’est parti !
行こう
途中でお祭りの観覧車を発見。
「行ってみる?」と聞いたら、アントワーヌが
行こう!
Allons-y !
急がなければ・・・
寄り道していたせいか、だんだん暗くなってきました。コンコルド広場の門が閉まる時間です。
急がないと、閉まっちゃう。
Il faut se dépêcher, ça va fermer
今回の表現は皆、短いですね。まる覚えするといいでしょう。
キーフレーズの解説
C’est parti !
さあ、出発!
これは「虎と小鳥のフランス日記」の一番最初に、カミーユが発した言葉です。
こちらで確認できます。
⇒出発~ピアノレッスン「虎と小鳥のフランス日記」第1話 その1
Allons-y !
行こう。
これも決まり文句です。
aller(行く)のnousに対する命令形で、誘う形です。
allez-y とvousに対する命令にすると、「行ってください」と、丁寧な命令形になります。
Il faut+不定法
~しなければならない。
Il faut partir tout de suite.
すぐに出発しなければならない。
se dépêcher 急ぐ
il faut はことわざの記事で何度も書いています。
きょうの豆知識 ヴェリブ Vélib’
ヴェリブはパリの自転車貸出システムです。
2007年の7月15日に開始されました。vélo+liberté 「自転車+自由」でVélib’
何が自由なのかというと、パリに1800ある、無人のステーションで自転車を借りて、どこかのステーションに乗り捨てる、というかとめればよい仕組みになっています。現在自転車は2万台提供されています。
すべてセルフサービスです。
Vélib’ の使い方。
健康によく、フレクシブルで、環境にもやさしい。そしてもちろん、車を持つよりは安価です。
パリはもともと交通渋滞がひどく、通勤に自転車を利用する人が多かったので成功したサービスと言えましょう。
ヴェリブの公式サイトはこちらです⇒Vélib' Métropole – Location de vélos en libre-service
きょうのアルバム
自転車で走り抜けるパリの様子をキャプチャーしました。エッフェル塔に到着後、カミーユが食べているのは春巻きを食べていました。
いかがでしたか?
次回の「虎と小鳥のフランス日記」の記事をお楽しみに。
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