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暦、年中行事

諸聖人の祝日(ラ・トゥーサン)の起源とは?

11月1日、フランスでは、La Toussaint (諸聖人の祝日)と呼ばれる祝日です。

この日は、お墓に行き、菊の花を供えます。

この日の由来を説明している、フランス語学習者向けのビデオを紹介しますね。

構文はやさしいし、ゆっくりしゃべっているし、フランス語の字幕もありますよ。

La Toussaint 諸聖人の祝日

まずはビデオをごらんください。

3分6秒。

La Toussaint:トランスクリプション

Bonjour tout le monde, je m’appelle Ingrid.

Savez-vous pourquoi le 1er novembre est férié en France ?

C’est parce que les Français célèbrent la Toussaint, une fête catholique est également la fête des Morts.

Nous vous en dirons plus au cours de cette leçon.

Savez-vous quelles fleurs les Français achètent-ils pour déposer sur les tombes d’un cimetière ?

Nous allons vous montrer la réponse à la fin de cette vidéo.

La Toussaint est une fête catholique en l’honneur de tous les saints du panthéon catholique.

Son origine est difficile à déterminer puisque cette célébration est apparu à des dates variées selon les lieux.

Au Vème siècle, les Romains célébraient les saints et les martyrs le dimanche après la Pentecôte.

C’est à partir du VIIIème siècle qu’elle est fêté le 1er novembre lorsque le pape Grégoire III dédie une chapelle de la basilique Saint-Pierre de Rome, en l’honneur de tous les saints.

En 1835, le Pape Grégoire IV ordonne que cette fête soit célébré dans le monde entier.

Ensuite une fête des Morts fut associée à la célébration de la Toussaint.

En effet, au XIème siècle, Odilon de Cluny instaura la fête de tous les Morts le 2 novembre.

Cependant, la frontière entre ces deux célébrations ne fut jamais bien naître dans l’esprit des Français, peu à peu la fête des Morts déborda sur la Toussaint.

Aujourd’hui encore beaucoup de français pensent que la toussaint et la fête des Morts, et non des saints.

Le fait que le jour de la Toussaint soit férié contrairement au 2 novembre a contribué à généraliser cette tendance.

C’est pourquoi la toussaint est devenu pour la majorité des Français le jour des Morts.

Les Français viennent se recueillir sur la tombe des défunts de leur famille

Certains font même de longs trajets en voiture pour aller s’occuper des tombes familiales éloignés de leur domicile.

La tradition veut que les Français se rendent au cimetière afin de nettoyer et de fleurir les tombes de leurs disparus.

La Toussaint est très apprécié des enfants et des étudiants.

En effet, ils profitent généralement durant cette période des vacances de deux semaines appelez «les vacances de la Toussaint», durant laquelle ils peuvent se prélasser.

Et maintenant, je vais vous donner la réponse du quizz vu plus tôt.

Savez-vous quelles fleurs les Français achètent-ils pour déposer sur les tombes du cimetière ?

En France, on couvre les tombes avec des fleurs comme les chrysanthèmes où les œillets d’Inde.

Ces fleurs sont assimilées aux défunts et symbolisent l’amour.

Comment étaient cette leçon ? Avez-vous appris des choses intéressantes ?

Avez-vous dans votre pays une journée en mémoire des morts ?

Laissez-nous un commentaire sur FrenchPod101.com.

Et à très bientôt.

諸聖人の祝日:和訳

(日本語らしくなるように意訳しています)

みなさん、こんにちは。イングリッドです。
 
なぜ11月1日がフランスで祝日なのかご存知ですか? 

フランス人は、『諸聖人の祝日』をお祝いするからです。これはカトリックの祝日で、死者の日でもあります。

このレッスンでさらに詳しくお話しますね。

「フランス人がお墓に供えるためにどんな花を買うかご存知ですか?」

ビデオの最後でお教えします。

『諸聖人の祝日』はカトリックの祝日です。カトリックのパンテオンに祭られているすべての聖人をたたえる日です。

起源は諸説あります。というのも、地方によって、違う時期に始まっているからです。

5世紀に、ローマ人がペンテコステの次の日曜日に、聖人と殉教者をたたえました。

8世紀になり、教皇グレゴリウス3世が、すべての聖人をたたえて、ローマのサン・ピエトロ大聖堂の中に小聖堂を作ったとき、11月1日に祝うようになりました。

1835年、教皇グレゴリウス4世は、世界中でこの日を祝うことを命じました。

その後、『死者の日』が、『諸聖人の祝日』と結びつきました。 

11世紀になって、クリュニー修道院のオディロンが11月2日をすべての死者をたたえる日と制定しました。

けれでも、この2つの日の違いは、フランス人にとって決して明確にはなりませんでした。少しずつ、『死者の日』は、『諸聖人の祝日』に取って代わっていったのです。

今日でも、たくさんのフランス人が、ラ・トゥーサン(諸聖人の祝日)は、死者の日で、聖人の日ではないと思っています。

『諸聖人の祝日』(11月1日)が、11月2日とは違って祝日なので、このような考えが一般的になりました。

こうして『諸聖人の祝日』は、大部分のフランス人にとって『死者の日』となったのです。

この日、フランスの人々は、先祖の墓に集います。家から離れた一族の墓にまいるために、遠いところから車でやってくる人もいます。

墓を掃除し、亡くなった人に花を供えるが慣例です。

****
子どもや学生は『諸聖人の祝日』が大好きです。ふつう、この時期は「トゥーサンのヴァカンス」と呼ばれる2週間のお休みで、ゆっくりできます。

では、最初にした質問の答えです。

「フランス人がお墓に供えるためにどんな花を買うかご存知ですか?」

フランスでは、菊やマリゴールドで、墓をおおいます。こうした花は死者の花と考えられており、愛の象徴です。
*****

このレッスンはどうでしたか?

何かおもしろいことを学びましたか?

あなたの国では、亡くなった人を思い出す日がありますか?

FrenchPod101.com にコメントを残してくださいね。それではまた。

単語メモ

férié (宗教・法律で)祝祭日と定められた

panthéon パンテオン 古代ギリシア・ローマで神々を祭った万神殿。偉人たちを合祀(ごうし)する霊廟(れいびょう);神々、パンテオンに祭られるような偉人たち

パンテノン(パリにある建物)とは何ですか?

Pentecôte 聖霊降臨祭、ペンテコステ 復活最後の第7日曜。聖霊が使徒に君臨したことを祝う日。

basilique 大聖堂、バジリカ

net, nette 明確な

déborder (河川などが)氾濫する、あふれる

généraliser 一般化する、普及させる

défunt 故人、死者

trajet 道のり
faire un long trajet 長い道のりをゆく

se rendre à ~に行く、赴く

afin de ~するために

prélasser くつろぐ

chrysanthème 菊

œillet d’Inde フレンチマリゴールド

ラ・トゥーサン、関連動画

2020年の諸聖人の祝日

La Toussaint en temps de confinement(外出禁止令のものとラ・トゥーサン)

1分28秒 

11月1日は、花屋は特別に営業を許可される、と言ってます。

ということは、それ以外は、営業してはいけないでしょうか。きついですね。

街頭インタビュー

2016年のテレビ番組からのクリップ。

Au fait, pourquoi c’est férié le premier Novembre ?  結局、どうして、11月1日は祝日なの?

街行く人に、なぜ11月1日が祝日なのか聞いています。

知っている人もいますが(あたりまえだと思うけど)知らない人も意外といます。

2分54秒

もともと『死者の日』は11月2日なのに、11月1日に、亡くなった先祖をしのんでお墓参りに行く、ということですね。

いま、お墓に菊をお供えしますが、20世紀のはじめごろは、キャンドルをたむけていたそうです。

それでは、次回の暦の記事をお楽しみに。






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コメント

    • クッキー
    • 2020年 11月 01日 8:32pm

    メキシコの死者の日は、11月2日。マリーゴールドを、飾る。
    にてると思います。

      • pen(フランス語愛好家)
      • 2020年 11月 02日 8:44am

      クッキーさん

      こんにちは。
      ほ~、メキシコでは、11月2日に、マリーゴールドを飾るんですね
      マリー・ゴールドは丸い菊だから確かに似てますね。

      日本だと菊ってお供えの花のイメージがありますが、
      いろんな種類があって、カラフルですよね。

      コメント、ありがとうございました。

      pen

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