ザ・ボディショップのアロマオイル(精油ではない)のラベルを読んでみます。
先日読んだビタミン剤のラベルは表記が多くて大変でしたが、きょうのは少ないので簡単です。
英語のラベル
まずは英語表記から。
実物はこんなに大きくありません。全長7センチぐらい。
GREEN TEA & LEMMON グリーンティ&レモン
この香りの名前です。グリーン・ティは抹茶、緑茶、両方をさしますが、ここではたぶん抹茶です。
香りを説明するのは難しいのですが、レモンの香りから苦さとか酸っぱさをとり、ちょっと甘くしたような感じです。あるいはシトラス系の男性用コロンをもう少し甘くした匂いです。
HOME FRAGRANCE OIL ホームフラグランスオイル
商品名です。「お部屋の芳香オイル」
home は家。fragrance は 芳香剤、香気、香しさ。いい香りのことをいいます。
裏の細かい字によると、レモンオイルと大豆のオイルとベルガモットのオイルがベースだそうです。
ベルガモットはイタリアのイオニア海沿岸でたくさんとれる青いみかんみたいなやつです。アールグレイという紅茶の香りづけに使われています。
フランス語のラベル
次にフランス語行きます。
THE VERT & CITRON
アクサンがないのですが、thé vert で緑茶
citron レモン
HUILE PARFUM D’AMBIANCE
huile parfum 芳香オイル Hを読まないのでユイールパルファン
d’ = de ~の
ambiance 雰囲気、場
ホームフレグランスは一般にparfum de maison ですが、maison という単語を使っていないのは、商品名だからでしょうね。
エッセンシャルオイルについて
記事のタイトルの精油(エッセンシャルオイル)のフランス語ですが、huile essentielle です。 essence végétale とも呼ばれます。
紹介したオイルは「ホームフレグランスオイル」という商品名で、部屋の香りづけに使う化学的に合成されたオイルで、エッセンシャルオイル(精油)とは違います。
私は精油でない香りのオイルはアロマオイルと呼んでいます。
エッセンシャルオイルは植物からとった100パーセント自然のものです。しかしアロマオイルやフレグランスオイル、ポプリオイル等は人工的に作られた物です。自然の成分が混ざっていることもありますが、100パーセント自然なわけではありません。
アロマオイルは化学的に合成された香料が入っているので、たいてい香りがきつく、値段も安い、ということになります。
ですが、精油のことをアロマオイルと言ったり、精油をキャリアオイルで薄めたものをアロマオイルと呼ぶこともありますね。海外で薬として扱われている精油も、日本では雑貨扱いのなので、法の規制がないためどうとでも呼べるようです。
そこで、自分が買おうとしている物が本当の精油なのか、アロマオイルなのか見極める必要があります。
ただの香りづけならアロマオイルでもいいのですが、精油のもつ薬理的な力を使うのであれば、アロマオイルでは用をなしません。
また、精油は濃縮されているので、大変なパワーがあり扱いに気をつける必要があります。肌にじかにつけてもいいのはラベンダーとティートリーオイルのみ。それもごく少量だけです。
オレンジの精油なんて、発泡スチロールを溶かします(実験したことあり)。
体質や持病によって、あわない精油もありますので、気をつけてちゃんと調べてから使いましょう。たいていの場合、量は一滴とか、ほんのちょっぴりでいいですね。
☆アロマオイル関連のフランス語はこちらで集めています⇒香りやアロマに関する言葉:かわいいフランス語教えます(115)
ザ・ボディショップのオイルは私には香りがきついものが多いため、あまり使いません。でも、このグリーンティとレモンはさわやかで好きです。
今は、シャワーをあびるときに、床に少し落として使っています。
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