文学ビストロ カスカード

虎と小鳥のフランス日記

「虎と小鳥のフランス日記」第92話 ベルヴィルの大衆的なビストロ

私が毎週受け取っているビデオのフランス語の教材。

92話を受講しました。

今回のエピソードはCamilleとAntoineがベルヴィル(パリの19区、下町)のビストロに行きます。

ビストロ レ・カスカード

このビストロの名前はBistro Littéraire «Les Cascades»
直訳すると、文学ビストロ、「滝」

bistroは日本語になっていますが、レストランです。

店内には本箱があって本がたくさんありました。

古本を売っているんだと思います。

この晩はAntoineの友だちによる歌のライブがありましたが、店では創作講座、読書会や演劇講座などが行われているそうです。

今回の見どころは・・

1.冒頭のベルヴィル公園からの夜景(パリの名所が見えます)
2.ビストロの雰囲気と音楽

冒頭はすごく静かですが、店内にはいると一転してにぎやかです。
静と動の対象がきわだつエピソードでした。

3つのキーフレーズ

さて、今回のキーフレーズを三つ、ご紹介します。

一つ目は歩きながらカミーユがカメラに向かってする説明。二つめは店内でカミーユがアントワーヌに向かって。三つ目はアコーディオンを演奏しながら歌を歌っていた人の言葉。

きょうも仏語字幕のキャプチャーです。

1.シーン1
これからビストロに行きます。

さて、私たちは今、レ・カスカードという文学的バーへ向かっています。

虎と小鳥のフランス日記 ベルヴィルのビストロ

Alors là on se dirige vers le bar littéraire des Cascades.

2.シーン2

えーと、クロックマダムとクロックムッシュの違いは何?

虎と小鳥のフランス日記 カミーユ

Alors, quelle est la différence entre un croque madame et un croque monsieur ?

3.シーン3

ひとりで歌いつづけているので(←たった一人だから)、疲れて来ました。

虎と小鳥のフランス日記 ベルヴィルのビストロ

C’est que je suis tout seul et que je commence à fatiguer.

覚えておくと使えそうな単語と表現

se diriger vers ~にむかう。

Vous devez vous diriger vers l’ascenseur.
エレベーターに向かってください(←エレベーターに向かうべきです)

実はこの表現は以前も数回出てきています。

・こちらで解説しています⇒最新版 : 第75話 ジャズのジャムセッション

c’est que = C’est parce que ~なので 
c’est que は口語でよく使われます。

店内にあったおもしろい物

店内は本のほか、昔の置物など不思議なものがいっぱいありました。レトロな物が多く、私は一度だけ行ったことのある東京のOKIDOKIという店を思い出しました。

■ムーミン(たぶん)登場。ミッフィーの絵本もありました。

虎と小鳥のフランス日記 ベルヴィルのビストロ-ムーミン

■Camilleの友だちのヴァロンティーナが久しぶりに登場(画像の中の名前、間違えて英語読みしてます。すみません)。

虎と小鳥のフランス日記 ベルヴィルのビストロ-

彼女が最後に登場してから1年はたっていると思います。ヴァロンティーナは「虎と小鳥のフランス日記」の記念すべき第1話に登場したカミーユの友だちのおしゃれな女性です。

その後も1年目のエピソードには何度か登場していました。

お元気そうでよかったです。

過去にが登場した回
第1話 出発~ピアノレッスン

第3話 ビュット・ショーモン公園

カスカード通りで議論する「虎と小鳥のフランス日記」第6話

そういえば、彼女が登場するときって、20区あたりが舞台の話が多いです。このあたりにお住まいなのかもしれません。第1話でも、自分のアパートからいろんなものが見えるとおっしゃっていました。






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