フランスのWebマガジンでクリスマスツリーを飾るアイデアの記事を読んでいます。
タイトルは
Trois idées de déco pour ton sapin de Noël
クリスマスツリーの飾りのアイデア3つ
最近の傾向として「やりすぎない」のが流行りである、と言うことです。
1つ目は自然にある素材を使う飾り方
⇒クリスマスツリーの飾り方のアイデア その1 ナチュラル
2つ目は
Le sapinWTF
というタイトルがついています。このWTFとは?
Le sapinWTF シックなキラキラツリー
Cette année, tu n’as pas envie que ton arbre ressemble à celui du voisin ?
Ton truc c’est les licornes et tu ne sors jamais sans ta paire de chaussettes holographiques ?
Laisse-moi te présenter un sapin qui risque de donner le tournis à ta rétine !
今年、隣のツリーとそっくりにはしたくない?ユニコーンが好きで、出かけるときはいつも蛍光色のソックスをはいている?
そんなあなたに、ひと目でめまいが起きるかもしれないツリーを紹介させてください。
Hors de question de partir sur des matériaux nobles et délicats. Lâche-toi !
Sors les guirlandes à plumes, les boules à facettes, les suspensions kitschouilles et le cimier façon boîte de nuit de l’espace.
Le tout, c’est de rester dans la même gamme (ici, plutôt froide), de faire too much, mais pas affreux non plus.
En gros, joue avec les matières plutôt qu’avec les couleurs.
Petit conseil : attention à l’impact.
上品で繊細な素材で行くのは問題外。捨てちゃってください。羽のガーランド、切子の珠、キッチュな飾り、夜空に光るてっぺんの星をかざりましょう。
全部同じテイストにします(ここでは冷たい感じ)。やりすぎに思えますが、なかなかいい感じなのです。要するに、色よりも素材で遊んでください。
ちょっとしたアドバイス:インパクトに注目。
元記事 → Trois idées de déco pour ton sapin de Noël
単語メモ
WTF これは英語のWhat the fuck のことで、びっくりしたり、驚いたりしたときの強調に使われるカジュアルな言葉です。
キラキラがいっぱいで、「驚くようなツリー」ということだと想像しています。
licorne ユニコーン
holographique ホログラフィーの ここでは蛍光色と訳しておきました。
risquer de+不定法 ~するかもしれない
Le magasin risque d’être fermé.
店は閉まっているかもしれない。
tournis めまい
donner le tournis めまいを起こさせる
lâcher 捨てる
facette 多面体の
kitschouille = kitsch キッチュな だと思います。 ここではいい意味で使っています。
cimier ツリーの上の星の飾り⇒補足参照
gamme あるカテゴリーに属するもののの種類の幅、範囲
Paris offre une gamme très diversifiée d’occasions de distractions.
パリには多種多様の娯楽の機会がある。
en gros おおよそ、大雑把に
plutôt que ~よりはむしろ
Ce village est plutôt petit que moyen.
この村は中くらいというよりむしろ小さいほうです。
補足~ツリーの飾り
文中に出てきたツリーの飾りについて。
guirlande ガーランド
ガーランドは日本語にもなっていますが、もともとは花や葉っぱをつなげて作った飾りや冠。そのように何かがつながっているものです。
guirlande à plume は羽根飾りでこんな感じのです。
boule 珠 よくツリーに下がっている丸い飾り
ツリーに丸い玉を飾るのは、永遠や生命の象徴です。
今のツリーの飾りはすべて作り物ですが、ツリーを飾り始めた頃は、りんごやナッツなど食べられるものを飾っていました。
このりんごが現在の丸い玉となったと考えられます。
西洋ではりんごはさまざまなものを象徴します。アダムとイブのりんごは禁断の木の実、ギリシア神話に出てくる黄金のりんごは神の果実で運命の鍵をにぎるもの。
大事なりんごの化身の丸い玉、というところでしょうか。
facette は多面体の面、結晶体や宝石などの1つの小さな面、切子。
face (顔、面)に、 -ette 「小さな」という意味を表す接尾辞がついてできた単語。
boule à facettes はこれ。
suspension は「つるすこと」なので、ツリーにぶらさげるタイプの飾りはみんなsuspension 。
kitschouille 辞書にのっていないのですが、kitsch と同じ意味だと思います。
kitsch キッチュはもともとドイツ語からできた言葉で、まがいもの、けばけばしい、ふるくさい、俗っぽいもの。名詞でも形容詞でも使います。
ファッションや雑貨の説明で使うときは、どちらかというといい意味で使うことが多いと思います。「変だけどかわいい」とか。「色使いが下品だけどかえってそれがスパイスになっている」とか。
この記事では、いわゆるよくある飾りではなく、ユニコーンのようにちょっと変わったものを飾れということです。
cimier cime(頂上)からできたことばで、カブトの頂上にある飾りのこと。
偉い人がかぶっていたのでしょうね。
ツリーのcimierはてっぺんにのせる星の飾りのこと。
これはベツレヘムの星を意味します。東方の三博士にキリストの誕生を知らせ、ベツレヘムまで導いてくれた星です。
もっとクリスマスの記事を読みたい方はこちらからどうぞ⇒クリスマス関連記事の目次 2013年版
今回のツリーは、カラフルにせずすべて光る素材を使うものです。色をシルバーに統一するとシックなツリーになることでしょう。
西洋では、りんごが象徴するものは、たくさんありますね。日本だと、赤いほっぺたぐらいでしょうか。
それでは次回のツリーの飾り方の記事をお楽しみに。
お久しぶりです。
ウチはクリスマスツリー飾ったことないんです。
日本家屋だから・・・(笑)
ずーっと前にDELFの試験受けたってお話しましたが、
やっとこさっと結果来ました。
B1に合格しましたよん。スコアは73.5でした。まあまあかな?
絶対、採点が甘いと思うので、みなさんもビビらずに受けてみられることをお勧めします。
アンさん、こんにちは。
DELFB1の合格,おめでとうございます。
73%ですか。さすがですね(・∀・)
採点が甘いというより、DELFは100点満点で50点とれば
合格なので、まあ、さほど心配することもない、
というか、受けてみればいいだろうとは思います。
しかし受験料が高いですからね。B1は13000円とか。
みんなに受けてもらいたいのなら、もっと受験料
安くしてほしいですね。
コメント、ありがとうございます。