10月の週末はハロウィンに関連する単語を集めています。前回はジャック・オ・ランタン、蜘蛛、叫び声でしたが、覚えていますか?
3回めのきょうは
魔女を中心としたキーワードを集めてみました。
魔女
魔女はハロウィンの典型的な登場人物。
女性の仮装によく使われますね。
黒いワンピースを来て、先のとんがった魔女用の帽子をかぶり、ほうきを持てばできあがりなのでお手軽です。
魔女
une sorcière
発音はこちら
現在の魔女は黒い服を着ていますが、17世紀や18世紀の絵では裸で描かれています。
ほうき
魔女はほうきに乗って空を飛び移動します。
ほうき
un balai
発音確認用
動詞は balayer
黒猫
黒猫は、中世には、魔女の家族、あるいは魔女の変身したもの、と思われていました。
というのも、猫は夜行性で、夜中にそこらをうろうろするからです。特に黒い猫は漆黒の夜の色だから魔女の使う魔術と関連があると思われたのでしょうね。
黒猫
un chat noir
chat が猫
noir が黒
白いネコは un chat blanc
chat の語末のtは読まないので シャ
noir は ノワー
発音はこちらで確認
⇒
三角マークをクリックすると音が聞こえます。
日本語では noir をノワール と書きます。
「シャ・ノワール」という喫茶店がたくさんあります。
さて、今でも、いろんな迷信に登場する黒猫。黒猫に関する記事を読んでいたら、アジアと英国では、「黒猫は幸運の印」とありましたが、そうなんでしょうか?
中国のことかもしれませんね。
また「黒猫を飼うのは縁起がいいけれど、前を横切ったら不吉」、というものもあります。でも、黒猫を自分の家で飼ったら、ぜったい自分の前を横切ると思うんですけどね。
また黒猫の夢を見ると幸運、あるいは不吉、地域によってどちらでもあり。
つまり迷信とはこのようないい加減なものなのでしょう。
不吉がられる黒猫ですが、ファンも多いですね。
忘れていたらこちらでチェック
前回の記事はこちら⇒ハロウィンにまつわる単語 その2
ハロウィンというお祭りについてはこちらをどうぞ⇒ハロウィンの由来
きょうの復習
今回覚えた単語の例文を見ておきましょう。
Dans la chambre, Samantha révèle à Jean-Pierre qu’elle est sorcière.
寝室でサマンサはジャン・ピエールに自分が魔女であることを明かす。
révéler à 誰々:(秘密などを)明かす、暴露する
サマンサは「奥さまは魔女」という60年代のアメリカのTVドラマの主人公で、魔女という設定。
ジャン・ピエールはご主人(人間)。オリジナルの英語ではDarrinという名前です。アメリカのドラマにジャン・ピエールが出てくると違和感ありますが、日本では「ダーリン」になっているし、そんなものなのかもしれません。。
DarrinはRが入っていて発音が難しいです。カタカナで書くと「ダレン」ですがこう読むと通じません。
Les sorcières voyagent sur un balai.
魔女はほうきに乗って旅をする。
J’ai vu un chat noir passer sous une échelle.
私は黒猫がはしごの下を通るのを見た。
黒猫がはしごの下を横切るのを見ると縁起が悪いとされています。
私はなぜか「魔女」が出てくる話が好きで、特に「奥さまは魔女」というドラマは大好きです。
アメブロで「奥さまは魔女」の第1話のオリジナル(英語)、フランス語版、日本語版を紹介しています。
⇒ハロウィンの単語: 5.魔女:『奥さまは魔女』見比べ
それでは、次回のハロウィンにまつわる単語をお楽しみに。
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