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フードロスを減らすにはどうしたらいいか?(3・終)

捨てる食品を減らすための取り組みを紹介している動画の紹介、最終回です。

タイトルは、Comment arrêter le gaspillage alimentaire フードロスを止める方法。

食品の廃棄を減らそう

8分55秒。フランス語の字幕あり。

今回は5分30秒から最後まで。

トランスクリプション

Une fois que les denrées ont passé le cap du producteur elles arrivent au niveau du distributeur.

Et là aussi, le risque de terminer à la poubelle est grand.

En 2011, on estimait que les pertes alimentaires d’un seul supermarché étaient d’environ 197 tonnes par an.

Mais en 2016, une nouvelle loi relative au gaspillage alimentaire a été mise en place.

D’abord, elle interdit aux grandes surfaces de détruire ou de rendre impropres à la consommation leurs invendus.

Et puis elle oblige les supermarchés de plus de 400 mètres carrés à chercher des partenariats avec des associations d’aide alimentaire afin de leur céder gratuitement leurs invendus.

D’une certaine façon, ça marche, puisqu’aujourd’hui 96 % des grandes et moyennes surfaces pratiquent le don à des associations.

Mais il y a encore pas mal de marge pour éradiquer le gaspillage.

En fait, un magasin sur deux n’est pas collecté tous les jours ce qui fait que de nombreuses denrées périssables

finissent tout de même à la poubelle.

Souvent, c’est à cause de problèmes logistiques : par manque de main d’œuvre ou parce que les invendus des magasins ne correspondent pas aux besoins des associations.

Mais depuis quelques années certains magasins se sont spécialisés dans la récupération de denrées vouées au gaspillage.

C’est notamment le pari des épiceries Nous anti-gaspi.

Elles ne proposent que des produits qui auraient été jetés sur le circuit traditionnel.

Pour comprendre comment ces épiceries s’approvisionnent on m’a donné rendez-vous à 5h30 à Rungis.

C’est parti.

Rungis, c’est tout simplement le plus grand marché de produits agricoles du monde.

Sur plus de 230 hectares, 1400 grossistes vendent de la viande, des fruits, des légumes des produits laitiers à tous les professionnels de l’alimentation de l’Île de France.

Alors forcément, quand vient l’heure de la fermeture du marché vers sept heures du matin, il reste pas mal de choses.

Chaque jour, il y a des tonnes et des tonnes d’invendus et donc potentiellement de produits qui terminent à la poubelle.

Et ça, ça représente une opportunité absolument énorme pour des entreprises comme Nous anti-gaspi.

Et c’est là qu’entre en jeu Raphaël.

Raphaël, c’est quelqu’un qui dit bonjour à tout le monde.

Mais c’est surtout l’acheteur des épiceries Nous anti-gaspi.

Là, nous avons du filet de canard.

Il peut y avoir quelques défauts, soit à l’arrachage ou soit complètement à l’abattage, il peut y avoir des ecchymoses.

C’est pour ça qu’ils les classent dans catégorie B Les clients ne les veulent pas.

Et donc nous, on les récupère, parce que la date avance.

Et quand il n’a pas les ventes, au bout d’un moment, il les jette.

Chaque jour. Raphaël fait tout le tour de Rungis.

Il cherche des dates de péremption qui approchent des produits qu’il faut trier, ou d’autres qui sont mal étiquetés ou tout simplement un peu moches.

Et notamment grâce à sa tournée, les épiceries Nous anti gaspi réussissent à sauver 150 tonnes de produits alimentaires par mois.

En conclusion, les choses sont en train de bouger et chacun à son échelle peut contribuer à réduire le gaspillage alimentaire même nous à la cantine.

食品ロスを減らす・和訳

生産者の手から離れた食品は、流通業者の手に渡ります。

ここでも、ゴミ箱に捨てられる可能性は高いです。

2011年に、1つのスーパーマーケットが廃棄する食品の量は、年間、197トンほどでした。

しかし、2016年に、食品廃棄に関する新しい法律が、導入されました。

この法律は、まず、スーパーが、売れ残りを廃棄したり、消費できないようにしてしまうことを禁じています。

次に、400平方メートル以上のスーパーは、食料援助団体と提携するように努め、売れ残りを無料で提供するように義務付けられました。

ある意味、これが功を奏しています。というのも、大型・中規模のスーパーの96%が、さまざまな団体に寄付をしていますから。

ですが、無駄な廃棄をなくすために改善する余地がまだまだあります。

事実、2店に1店は、毎日食品を回収されていないので、生鮮品の多くは、いずれにせよ、ゴミ箱行きです。

多くの場合、ロジスティクスの問題のせいです。人手が足りなかったり、売れ残りの商品が、提携団体のニーズに適していなかったりといったことです。

しかし、数年前から、廃棄される運命にあった食品を専門に回収する店が出てきました。

食品店であるNous anti-gaspi もその1つです(←それが、特に、Nous anti-gaspiの賭けていることです)。

この店は、従来のシステムでは、捨てられていたはずの食品だけを提供しています。

この食品店がどうやって仕入れているのか知るために、私たちは、ランジスで5時半に会う約束をしました。

行きましょう。

ランジスは、世界最大の農産物の卸売市場です。

230ヘクタール以上の敷地に、1400の卸業者が、肉、果物、野菜、乳製品を、イール=ド=フランスのすべての食品のプロに販売しています。

そのため、朝7時ごろ、市場が閉まるとき、たくさんの食品が残っています。

毎日、何トンもの売れ残りが出て、これらのものは、廃棄される運命です。

しかし、これが、Nous anti-gaspi のような企業にとって大きなチャンスとなっています。

ここで、ラファエルの出番です。

ラファエルは、誰にでも挨拶をする人です。

しかし、何よりも彼は、食品店、Nous anti-gaspi のバイヤーです。

ここに、カモのヒレ肉があります。

引き裂かれたときにできた傷があります。屠殺されたときのものかもしれません。青あざがあるものもあります。

傷のため、こうした肉は、Bカテゴリーに分類されて、客は欲しがりません。

そこで、私たちが、回収します。賞味期限が迫っていますから。

売れなければ、しばらくしたら、捨てられてしまいます。

毎日ラファエルは、ランジスを回ります。

彼は、賞味期限が迫っているもの、より分けが必要なもの、ラベルがちゃんと貼られていないもの、見た目がよくないものを探します。

彼がここを回るおかげで、Nous anti-gaspi は、月に150トンの食品を節約できています。

要するに、状況は、変わりつつあります。それぞれの段階で皆が、食品廃棄を減らすことに貢献可能です。私たちも、食堂でね。

単語メモ

passer le cap  ある段階を超える

tout de même = quand même  いずれにせよ、やはり

manque de main d’œuvre  人手不足

vouée à  ~を定められた、運命にある

s’approvisionner  調達する、仕入れる

Rungis  ランジス パリの南にある Val-de-Marne県の街。1969年、パリ中央市場がパリ市内から、ここに移転しましたた。

un arrachage  引き抜くこと

un abattage  屠殺

une ecchymose  青あざ、斑状出血

au bout d’un moment  しばらくたって

une date de péremption  有効期限、賞味期限

フードロスを減らす、関連動画

Comment limiter le gaspillage alimentaire (フードロスの減らし方)

5分40秒。フランス語の字幕あり。

前半部分で、家庭で私たちができる工夫を紹介しています。

■初回・その2はこちら

フードロスを減らすにはどうしたらいいか(1)

フードロスを減らすにはどうしたらいいか?(2)

■関連記事

地球を守るために日常生活でできること。

地球温暖化防止のために個人ができることとは?

どうやったらもっとゴミを減らせるか?

グリーンネイション、シンガポールがめざす持続可能な都市開発。

******

私の住んでいる市は、8月から食品のゴミ(food scraps) を分別して捨てることになりました。

ちょっと手間ですが、そのほうが、地球のためにいいですよね。

これまでも、フードロスはなるべく出さないようにしてきましたが、分別することによって、ますます、気をつけるようになりました。






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