きょうは童謡のご紹介です。
童謡は歌と訳詞:Dansons la capucine parフランス語をしゃべる猫に続いて二度目ですね。
タイトルは« Dans la forêt lointaine »
日本語のタイトルは私が適当につけました。
というのも、フランス語の曲名のforêtにアクサンがついているから。アクサンはいろんなところで文字化けする可能性があるのです。
きょうの歌は、短くて簡単なので初心者でも大丈夫です。
Dans la forêt lointaine 遠くの森で
Dans la forêt lointaine
On entend le coucou
Du haut de son grand chêne
Il répond au hibou
★Coucou coucou
Coucou hibou coucou★
★~★ 繰り返し
遠くの森で
カッコーの声が聞こえるよ
大きなカシの高いところで
ミミズクに答えているよ
ククー、ククー、
ククー、ミミズクさん、ククー
以前紹介した童謡⇒歌と訳詞:Dansons la capucine parフランス語をしゃべる猫
単語メモ
lointaine(空間的・時間敵に)遠い、はるかな
chêne (カシ、カシワ、ナラなどの)コナラ
hibou ミミズク
ワンポイントフランス語
On entend le coucou
カッコーの声が聞こえる
entend < entendre ~が聞こえる
耳に入ってくる、聞こえる、という意味です。
J’ai entendu cette nouvelle à la radio.
私はラジオでそのニュースを聞いた。
しっかり聞こうとして聞くときは
écouter
彼は寝る前に音楽を聞く。
Il écoute de la musique avant de se coucher.
coucou カッコウ
鳴き声
coucouという単語は日本のカッコウと同じく、この鳥の鳴き声からできました。
こちらがcoucouの鳴き声です。
1分59秒
日本のカッコウの鳴き声はこちら
ちょっと違いますね?
カッコウの特徴
カッコウの特徴は托卵(たくらん)することです。
自分では巣を作らず、モズやホオジロなどの巣に卵を産みます。その巣の持ち主の卵より早く孵化して、持ち主の卵を蹴落とします。
そのため、卵を産み付けられたほうは、カッコウの雛が自分の子どもだと思って育てます。
これは別にカッコウが育児放棄をしているわけではなく、昼と夜で体温の差が大きいため、卵をうまく温めることができないので、托卵という習性が生まれたそうです。
ほかの鳥の巣に卵を産むのもそんなにたやすいことではないでしょう。のんきに、鳴いているようでいて、実はいろいろ苦労している鳥なのです。
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