赤いケシの花

フランスにまつわるあれこれ

1918年の11月11日に起きたこと。

11月11日、フランスは、 Armistice (アルミスティス、第一次世界大戦休戦記念日)と呼ばれる日で祝日です。

具体的には1918年11月11日を記念しています。

もう101年前のことになるこの日、何が起きたのか、子供むけに簡単なフランス語で説明している1jour1questionの動画を紹介します。

タイトルは、Que s’est-il passé le 11 novembre 1918 ? 1918年の11月11日に何があったの?



1918年11月11日の話

1分42秒

トランスクリプト

Le 11 novembre est un jour férié : il célèbre l’anniversaire de l’armistice du 11 novembre 1918.

C’est un accord mettant fin aux combats de la Première Guerre mondiale qui ont causé près de 10 millions de morts en 4 ans, entre 1914 et 1918.

Il a été signé entre le pays vaincu, l’Allemagne, et les Alliés, les pays vainqueurs, notamment la France, la Grande-Bretagne et les Etats-Unis.

Après une série de défaites militaires et l’entrée en guerre des Etats-Unis en 1917, les dirigeants allemands ont compris qu’ils avaient perdu.

Tous les combats en Europe se sont donc arrêtés le 11 novembre avec cet armistice ? Sur une grande partie du continent, oui. Mais pas partout.

Des guerres mineures se sont poursuivies en Europe centrale, et même si c’était la paix en France, les soldats français ne sont pas revenus tout de suite chez eux.

Car si l’armistice signifiait la fin des combats, il a fallu encore attendre 8 mois pour négocier et signer un accord de paix.

C’est le traité de Versailles, signé dans le château royal le 28 juin 1919.

Ce traité de paix était très dur pour les Allemands, car ils ont dû redonner les régions d’Alsace et de Lorraine à la France.

L’Allemagne a dû aussi accepter de payer des sommes énormes, ainsi que la présence de soldats français sur son territoire. Beaucoup d’Allemands ont ressenti un sentiment d’humiliation face à toutes ses conditions.

Cette humiliation a nourri un sentiment d’injustice et de revanche qui est en partie à l’origine de la Seconde Guerre mondiale, vingt ans plus tard.

トランスクリプトの引用元⇒Que s'est-il passé le 11 novembre 1918 ? – Vidéo – France tv Éducation

和訳

11月11日は国民の祝日です。この日は1918年11月11日の休戦協定にちなんだ日です。第一次世界大戦の終わりに結ばれた協定で、この戦争は、1914年から1918年まで4年間続き、1千万人近くの人が亡くなりました。

敗戦国であるドイツとその同盟国と、勝戦国である、フランス、グレートブリテン王国、アメリカ合衆国などの間で、調印されました。

軍事上で敗北が続き、1917年にアメリカ合衆国の参戦もあり、ドイツのリーダーたちは、戦争に負けたことを認めたのです。

ヨーロッパにおけるすべて戦いが11月11日に終わったのでしょうか?

ヨーロッパ大陸の大部分では、終わりましたが、すべてでそうだったわけではありません。小さな戦争が、中央ヨーロッパで続きました。

フランスには、平和が訪れていましたが、フランス軍の兵士は、すぐに家に帰ることはできませんでした。休戦協定は戦争の終わりを意味していましたが、平和条約を結ぶための調整とその調印にさらに8ヶ月かかったからです。

この条約はヴェルサイユ条約で、1919年の6月28日、ヴェルサイユ城で調印されました。

この平和条約は、ドイツにとってはとてもきびしいもので、ドイツはアルザス地方とロレーヌ地方をフランスに返還しなければなりませんでした。

大きな額のお金を支払うことや、ドイツの占領地にいる、フランス兵の解放も承諾せねばなりませんでした。

このような条件に対して、多くのドイツ人が、屈辱を感じ、この感情が、不公平感、報復したい気持ちにつながり、それが、20年後の、第二次世界大戦を引き起こす要因の1つとなりました。



単語メモと関連記事

Château de Versailles   ヴェルサイユ城

revanche   報復、仕返し

単語も構文もそんなに難しくありませんが、ナチュラルスピードなので、ぼーっとしていると、動画があっという間に終わりますね。

この説明ではあまりに簡単すぎると思う方は、過去にArmisticeについて書いた記事があるので、そちらをごらんください。

アルミスティス(第一次世界大戦休戦記念日)とは?

11月11日はリメンブランスデイ(戦没者追悼記念日)。赤いケシの花の日です(前編)

なぜ赤いケシの花(ポピー)を身につけるのか?11月11日はリメンブランスデイ(戦没者追悼記念日)(後編)

どうして第二次世界大戦が起きたのか?(子供むけの簡単な説明)

ヴェルサイユ宮殿って何ですか?

******

11月11日は、日本では、ほとんど話題にならないと思いますが、ヨーロッパ諸国にとっては、重要な日で、毎年式典が行われます。

当時の経済大国全部が巻き込まれた戦争で、たくさんの人が亡くなりましたし、この戦争をきっかけに、政治体制が変わった国も多いです。100年前に世界が激震していたわけです。

戦争の悲惨さに、大小はありませんが、歴史上、ひじょうに重い戦争だったのです。






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コメント

  • コメント (3)

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    • INAZAKI KOJI
    • 2019年 11月 12日

    何時も楽しみにしております。
    四月にストラスブール周辺を巡りましたがドイツの色が濃いと感じました。
    和訳でロワール地方とありますがロレーヌ地方の間違いですね。
    百年経っても記念日を祝日にして記憶する国民との違いを痛感します。

    • INAZAKI KOJI
    • 2019年 11月 12日

    何時も楽しみに拝見しています。
    四月にストラスブール辺りを旅しましたがドイツの色の方が濃いと感じました。
    和訳中にロワール地方とありますがロレーヌ地方の間違いですね。
    百年経っても記念日でしかも祝日となっているのは一千万人という戦死者の
    多さもあるのでしょうが、忘れっぽい国民性との違いが大きいですね。

      • フランス語愛好家
      • 2019年 11月 12日

      INAZAKI KOJIさま

      こんにちは。penです。
      ロレーヌ地方ですね。
      間違えておりました。早速修正しました。

      ご指摘ありがとうございます。

      ストラスブールに行かれたのですね。ここから、ドイツはすぐですね。
      ここらあたりは、文化としてはドイツなのでしょうね。

      11月11日は北米でも祝日です。
      私も毎年、2分間、戦場で戦った人のために黙祷してます。

      それでは、今後もよろしくお願いいたします。

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