ペネロペをご存知でしょうか?
NHKのEテレで、毎週火曜 午前8時55分~9時の5分間、放映されているアニメの主人公です。ペネロペは青いコアラ。今回はこのペネロペを紹介します。
ペネロペとは?
まずアニメのプレビューをごらんください。
この青いぬいぐるみみたいなのがペネロペ。一見そうは見えないのですが、コアラです。
私ははじめクマ系の想像上の生き物かと思っていました。
ペネロペの原作はフランスの絵本で、2003年に世に出て、今年が出版10周年にあたります。
NHKでアニメの放映が始まったのは2008年のようです。
リサとガスパール
原作の絵本を描いた二人はリサとガスパールを描いている人たちです。
原題は « Gaspard et Lisa » ガスパール エ エリザ
LisaのSは母音字にはさまれているので濁音になります。
この二人はうさぎに見えますが想像上の生き物です。
作者はパリに住む Anne Gutman(アン・グットマン)とGeorg Hallensleben(ゲオルグ・ハレンスレーベン)夫妻
アンさんはパリ生まれ。ゲオルグさんは名前をみてもわかるようにドイツのヴッパータール(デュッセルドルフの少し東。モノレールで有名)というところの生まれ。
この二人の出会いの場はガリマール社というフランスを代表する出版社です。経歴を見ると、アンさんのほうが一回り年下です。
「うっかりペネロペ」はフランス語で何と言う?
さて、Pénélope
日本ではペネロペですが、フランス語は「ペネロウプ」みたいな感じです。
きのうのNHKラジオ講座「まいにちフランス語」初級編L1-3を聞いたで書いたように、単語の最後のEは読まない(あるいは「う」ともいえる)からです。
もしペネロペにしたかったら Pénélopé とぺとネのEと同様に最後のEにもアクサンをつけなければなりません。
日本の公式サイトはこちら
「うっかりペネロペ」« Pénélope tête en l’air» とあります。
tête は 頭
en l’air 直訳は「空中に」⇒ うっかり、ぼんやり。
日本語でも「上の空」といいますが、同じような表現です。
ペネロペの場合、3歳だから、うっかりへんなこともしてもそれが可愛いわけです。
ペネロペのアニメについてさらに詳しく
このアニメはもともとTV-Loonlandというドイツのメディア会社が権利を持っていたのですが、2008年にFrance 5(テレビ局)に、その権利を売りました。
日本で放映されているのはその日本語版です。2008年に取引されたのは一回5分のアニメが54本です。
日本語版のアニメをYouTubeで少し見てみましたが、キャラクターはかわいいし、夢があって楽しかったです。日本のアニメでいうと「ノンタン雲に乗る」に似ています。
今年、絵本出版10周年なので、日本ではグッズの販売にかなり力が入っていますが、記念イベントも各地で催されるようです。
フランス産絵本なので、よく見るとフランスならではのものが出てきます。
フランス語初心者の方は、はじめは日本語、それからオリジナルで読むと楽しく勉強できそうですね。
たとえばこれはおかたづけの話
日本語版↓
オリジナルは中古で600円
フランスアマゾンには当然のことながらたくさんあります。
ペネロペの物語の楽しいところは、はじめて何かに挑戦したり、体験したり、そのワクワク、ドキドキが伝わってくるところです。
お片づけだって一人でできると自信がついて、またやろうという気になるし、子どもにとっては楽しみの一つになるのかもしれません。
親は「片付けなさい」と命令するより、その子が片付けやすい状況を整えてあげるほうが大事だな、なんて思います。つまり、おもちゃを与えすぎないとか、小さな子どもでも投げ入れられる大きなおもちゃ箱を与えるなどしてあげることです。
私は子どものころ着ていた服を脱ぎっぱなしにして、即、寝てしまいました。夜、すぐに眠くなる子どもだったのです。でも、弟はなぜか修行僧のようにいつも枕元にきちんと服をたたんで置いていました。
今思うと、子どもとはいえ彼なりの美学だったのかもしれません。
ペネロペ、フランス語が原作だったんですね(知らなかった・・・)
子ども番組でおなじみでしたが、
色彩も可愛らしい絵なので目立ちますよね。
私もメモ帳を買ったことがあります^^
しかし、ほんとすごい円安だわ。
4月から、いろんな輸入食材
(小麦とかオリーブオイルとか)
が値上がりしてこちらの家計は打撃ですよ~。
月子さん、こんにちは。
コメントありがとうございました。
確かに色使い、きれいですね^^
ペネロペの友だちも可愛いし。
私はリサとガスパールは小さいぬいぐるみ、キーチェーン、
メモ帳を持っていますが、ペネロペは何も持っていませんが
本を読んでみたいなと思っています。
円安、私も打撃です。
円からドルに変えるとき、利ざやが全くありません。