10月31日はハロウィンです。
ハロウィンは『諸聖人の祝日』の前夜の祭り。秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す、古代ケルト人の祭りを起源とします。
この日のことを子供むけに簡単なフランス語で説明している、1jour1questionの動画を紹介します。
タイトルは、C’est quoi Halloween ? (ハロウィンって何?)
ハロウィンとは?
1分42秒。
スクリプト
Halloween, c’est une fête très très vieille. Elle aurait été inventée par les Celtes, il y a plus de… 2 000 ans !
Selon cette tradition, la nuit du 31 octobre appartenait aux morts, qui se déguisaient en monstres, pour venir visiter les vivants.
Aujourd’hui, cette fête est très populaire dans les pays anglo-saxons comme l’Angleterre ou les États-Unis.
Halloween, ça vient de l’ancien anglais « All Hallow Even » qui veut dire « la veille de tous les saints », car le 31 octobre c’est la veille de la Toussaint, une fête chrétienne pendant laquelle on célèbre tous les saints, suivie d’une journée de prières pour les morts le 2 novembre.
Halloween est donc liée au monde des morts !
Pourtant ce n’est pas une fête triste. Cette nuit-là, on se déguise et on déguste un horrible repas.
Bref, on joue à se faire peur… pour rire.
Pour les Américains, c’est même une fête aussi importante que Noël.
Chez eux, tout le monde participe, adultes comme enfants et attention, ils font les choses en grand : déguisements terrifiants, maisons décorées et même son et lumière.
Mais le plus intéressant dans cette tradition, c’est la chasse aux bonbons. Les enfants passent de maison en maison pour réclamer des friandises.
Ils appellent cela le « Trick or treat », « un bonbon ou un sort » en français. Une citrouille sculptée en visage terrifiant sur le perron, c’est le signal.
Tu vois ce qu’il te reste à faire pour te régaler !
トランスクリプトの引用元⇒C’est quoi Halloween ? – Vidéo – France tv Éducation
和訳
ハロウィンはずいぶん古くからあるお祭りです。ケルト人によって2000年以上前に始まりました。
言い伝えによれば、10月31日の夜は死者のもので、死者が怪物に仮装して、生きている人を訪れます。
現在、このお祭りは、アングロサクソンの国でとても盛んです。たとえば、イギリスやアメリカ合衆国において。
ハロウィン(Halloween)は、古い英語で、All Hallow Even のことで、意味は、「全聖人の前日」です。というのも、10月31日は、『諸聖人の日』というキリスト教の祝日の前日なのです。
この日(11月1日)、人々は、すべての聖人を祝います。その翌日、11月2日は、死者のために祈りを捧げる日です。
つまりハロウィンは死者の世界に関係があるのです。
といっても、悲しいお祭りではありません。この日、人々は仮装をし、恐ろしげな食事を味わいます。
要するに、怖がって楽しみます。
アメリカ人にとっては、ノエルと同じくらい大切なお祭りです。アメリカでは、大人も子供も皆、参加します。注目してほしいのは、大きな約束があること。恐ろしい格好に仮装し、家や照明まで飾ります。
ですが、この慣習でもっとも大切なのは、お菓子を集めることです。子供たちは、家家を回って、お菓子を要求します。
これを、’Trick of Treat’ と呼びます。「お菓子かいたずらか」という意味です。
戸口においた恐ろしい顔をしたかぼちゃの提灯が合図ですよ。
さあ、これで、何をして楽しむかわかりましたね。
単語メモ
prière 祈り、祈祷(きとう)
réclamer 要求する
sort のろい
perron (正面入口前などの)階段、ステップ
il reste à + inf. ~することが残っている、まだ~しなければならない
Tu vois ce qu’il te reste à faire pour te régaler. 直訳は、「あなたが楽しむためにすべきことを理解する」
ハロウィン関連記事
ハロウィンについては、過去にたくさん記事を書いていますので、よろしければごらんください。
たとえば、
お菓子と仮装が好きな人のためのお祭り、ハロウィンの起源とは?
ハロウィンに関連する単語~かわいいフランス語教えます(93)
もっと読みたい方はまとめ記事からどうぞ⇒ハロウィン関連記事の目次
******
フランスでは、もともとハロウインはそんなに盛んではありません。
今年、2020年は、フランス本土は、金曜の夜から、reconfinement (外出禁止)に入ったので、トリック・オア・トリートなんて、できないですね。
北米では、ちょっと規模を小さくして行われると思います。
カナダでは、トリック・オア・とリーティングを禁止している地域もありますが、子どもたちが戸口に来なくても、お菓子を渡せる工夫をしている家もいろいろあって、ニュースになっています。
それでは、楽しいハロウインを!
この記事へのコメントはありません。