毎週1つずつ「虎と小鳥のフランス日記」のバックナンバーのキーフレーズを勉強しています。
きょうは第44話のパサージュ・デ・パノラマです。このパサージュはパリのグラン・ブルヴァール地区にあります。
パリ最古のアーケード街で、およそ200年前にできました。
この回も4分と長く、カミーユもたくさんしゃべっています。歴史について説明する箇所など、文法的にちょっとむずかしい箇所も入っているので、勉強しがいのある回だと言えましょう。
この回は出てくる商品がおもしろいので、3つのキーフレーズをまじえて、キャプチャー画像多めで、ご紹介します。
パサージュ・デ・パノラマはこんなところ
きょうはグランブルヴァールに来ていま~す。これからパサージュ・デ・パノラマへ行くわよ。ここはアメリカの人が1800年に作りました。
着きました。
入ってすぐはこんな感じ。
3つのキーフレーズ
キーフレーズその1
アントワーヌがカミーユに聞きます。
ねえ、教えてカミーユ、ここはどうして「パサージュ・デ・パノラマなの?
昔、パノラマがあったからなのだ、と答えていました。
いろんな店があります。
トンベ・デュ・カミヨン(Tombées du camion)というポップな古物屋さんに入ります。
店の名は「トラックの中身をぶちまけた」という意味合いでしょうか。
キーフレーズその2
さて、私たちはアリババの洞窟のような場所にいます。
キーフレーズその3
昔の義眼を持つカミーユ。
人形の目かと思いましたが、違いました。
何気に手が大きいカミーユです。
ちなみにお人形の目はこちらです。
この店は、雑貨屋さんのようであり、手芸の材料屋さんみたいでもあり。ろんなものが所狭しと置いてあります。すべてデッドストックで、古いけど新品です。
最後に「昔は歩道も下水道もなかったから、パサージュは大事な場所だったのよ」と言って終わります。
キーフレーズ
1.Et dis-moi Camille, tu sais pourquoi il s’appelle « Passage des panoramas » ?
2.Alors nous voici dans une sorte de caverne d’Ali Baba.
3. ..je pensais que c’était des yeux de poupée. Mais non.
クロクロとシェイラ発見
人形の目玉の入ってる箱の横にクロクロのブロマイド(額)がありました。
左の女性はたぶんシェイラだと思います。ウエストが細くないと、こんなふうにスカーフを巻くことはできません。ともに70年代はディスコ・ミュージックで人気でしたね。
・クロクロ(クロード・フランソワ)についてはこちらを⇒歌と訳詞:『春は歌うよ』クロード・フランソワ その1
・シェイラはこちら⇒学校は終わった~シェイラ、歌と訳詞。
・グラン・ブルヴァールについてはこちら⇒夕方のグラン・ブルヴァール「虎と小鳥のフランス日記」第40話その2
古いアーケード街にあるデッドストックのお店。レトロな楽しさをたっぷる堪能できたエピソードでした。
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