きょうから何回かに渡って、年末年始にまつわるフランス語の単語をご紹介していきます。
きょうは、「おおみそか」「パーティ」「紙吹雪」「爆竹」「カウントダウン」にあたるフランス語の語彙です。
おおみそか
レヴェイヨンでも書きましたが、おおみそかは、
La Saint-Sylvestre
Le Réveillon
Le réveillon de la Saint-Sylvestre (おおみそかのごちそう、パーティという意味もあり)
Saint Sylvestreは12月31日が祝日の聖人です。フランスのカレンダーには毎日、その日の聖人が何人か書いてあります。
シルヴェスターという人は男性ですが、
La Saint-Sylvestreは la fête de Saint-Sylvestreを省略したものなので、女性形の不定冠詞がついています。
パーティ
une fête
festivités お祝いごと、お祭り騒ぎ
une soirée
紙吹雪
un confetti
コンフェティはもとイタリア語です。カーニバルや結婚式で、投げる細かい色紙とか、金銀の紙ですね。最近はうすいプラスチック製のも売ってます。
lancer à qn une poignée de confettis
~に紙吹雪をかける
爆竹
un pétard (アン ペタール)
爆竹と書くと、何か危険なもののようですが、クラッカーです。音を鳴らして、お祝いします。
faire claquer des pétards
爆竹を鳴らす
※以前、この爆竹について、JDE(こども新聞)で読んだ記事を和訳していますので、興味のある方はどうぞごらん下さい⇒爆竹~フランスの新年のパーティ
カウントダウン
un compte à rebours (コントゥアルボー)
à rebours で逆さまに、逆向きに
動詞形は compter à rebours
Nous comptons à rebours les dernières secondes avant minuit.
私たちは、真夜中直前にカウントダウンをする。
関連動画
学習者むけに、フランスのおおみそかの風習を説明している動画を見つけました。
たぶんひじょうに伝統的な風習を語っていると思います。実際のところはもっと多様化しているでしょうね。
フランスの字幕が出ていますので、発音の確認やディクテに使えます。
英訳が出ていますが、もし和訳が必要という方がいらっしゃれば、後日のせますので、コメントなどでリクエストしてください。
3分43秒
年末年始の単語、その2はこちらから⇒フランス語で新年のあいさつはどう言う?
日本語の年末用語は、「仕事納め」「大掃除」「年越しそば」「紅白歌合戦(?)」「除夜の鐘」「みかん」「こたつでうたた寝をして新年早々風邪をひく」あたりでしょうか。
フランスでは友だち同士でパーティをやることが多いようです。これは北米もそうですね。映画でも、シャンパン飲みながら、ダンスしたり、騒いでおり、年明けが近くなると、カウントダウンをして、年があけると喜んで誰かれ構わず、抱き合ったり、キスをしているシーンを見かけることがあります。
パーティに行かずに、数人の友だち同士や家族でレストランに食事に行ったり、自宅でテレビを見たり、というのももちろんあります。
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