難しいと言われるフランス語の数字をゆっくりチェックしています。
今週は«7»です。
数字 «7»
フランス語で7はseptです。「セット」と読みます。Pは発音しません。
発音はこちら
■ sept の語源はラテン語の septem 意味は「7」です。
派生語は
septième 7番目の、7分の1
septuple 7倍 (pを発音します)
septembre 9月 (pを発音します)
※septembreは七番目の月という意味です。それが今の9月なのは、古代ローマ暦は3月から始まり、9月が七番目の月だったから。
★この続きはこちらから⇒フランス語の数字【第9回】~8(ユイット)
★このシリーズを最初から読む方はこちらからどうぞ⇒フランス語の数字【第1回】~0(ゼロ)
映画 『白雪姫と七人の小人たち』
sept がタイトルについている映画をご紹介します。
Blanche-Neige et les sept Nains
ディズニーの1937年のアニメ映画、
Snow White and the Seven Dwarfs
のフランス語版です。
予告編はこちら
ちょっと画像が悪いのですが…。10秒ぐらいのところと、最後にタイトルが読まれます。
原作はグリム童話です。
予告編の途中で7人の小人の名前が出てきますので書いておきます。
英語、フランス語、日本語の順番。
Doc – Prof – 先生
Happy – Joyeux – ごきげん
Sneezy – Atchoum – くしゃみ
Bashful – Timide – てれすけ
Sleepy – Dormeur – ねぼすけ
Grumpy – Grincheux – おこりんぼ
Dopey – Simplet – おとぼけ
小人の名前は、映画や本によって、少し変わることがあります。
こちらはオリジナルの英語版の予告編です。昔の予告編とは違うと思います。
★原作の『白雪姫』については、こちらで詳しく書いています⇒第1回『白雪姫』
sept を使った表現、文章
Guerre de Sept Ans 7年戦争
les sept merveilles du monde 世界の7不思議
les sept péchés capitaux 7 つの大罪
J’ai un rendez-vous à sept heures.
私は7時に約束があります。
7がつく言葉はたくさんありますね。
1週間は7日ありますし(ただし、フランス語では1週間を8日と数えます)、虹は7色(ただし、国によって、5色とか6色とか数え方が違います)、秋の七草もあるし、無くて七癖。
ジェームス・ボンドは007です。
7は世界的にラッキーな数字だと考えられています。その理由を調べましたが、これといった決定的な説明は見つかりませんでした。
とにかく数字『7』は大勢の人を魅了していますね。
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