2015年最後の記事は、当ブログにいただいた、読者の方のお便りを紹介します。
ネーミングやフランス語の勉強法に関する相談メール、フランス語の文法など、いわゆる質問が書いてあるメールは数多くいただくのですが、ふつうの感想メールはあまり来ません。
それでもまれにそういうメールをいただきますと、「ああ、読んでくれている人がいるんだ」とうれしくなります。
今回はそういうメールを送ってくれた方で、なおかつ、ブログで公開して、「ほかの人にシェアしてもいいよ」と言ってくれた方のメールを4通紹介します。
マドレーヌについて
たまにコメントもいただく、うさぎのぎいさんより
マドレーヌの記事に関してですが、以前函館のトラピスチヌ修道院に観光で訪問した際、売店で修道女が製造しているマドレーヌ(マダレナ)が販売されていました。
何でマドレーヌなのだろうかとその折不思議に思いましたが、ペン様のブログを拝見して納得した次第です。トラピスチヌ修道院は19世紀の終り、フランスの修道女が大変な苦労の末創立したとのこと。フランス、修道女、マドレーヌ、そうだったのですね。
話は変わりますが、来年の日めくり購入しました。今年の日めくりは、初心者には少々手強い(英語を見ても?)日もあり、来年はどうなのかなと期待半分で開ける日を楽しみにしております。
それと以前記事にあったカナダの女性の可愛いペンギンの絵本も購入しました。こちらは子供用なので、当方の能力にぴったりです。記事も商品も、ご紹介にいつも感謝しております。
ぎいさん、お便りありがとうございました。
そうなんですよ。マドレーヌはもとはと言えば、修道女が作っていた、と私は思っています。マドレーヌという女中ではなくて。
フランス語を学んでいると、そういうちょっとした謎解きができて楽しいですね。
何の話かわからない方は、こちらをどうぞ⇒コメルシー名物、マドレーヌの作り方:フランスのお菓子(12)
日めくりはこちらの記事で紹介しています⇒2016年版、フランス語が勉強できるカレンダーのレビュー。Daily Phrase & Culture Calendar
ペンギンの童話はこちら⇒お勧めの絵本~オーギュスティン(Augustine)|
この童話、とてもかわいいし、著名な絵画のパロディもたくさん出てくるし、楽しい本です。他の方も、もしどこかで見つけたら(日本語版でも)一度、お手にとってください。
次は音楽の記事について感想をいただいたお二方です。
カーラ・ブルーニの音楽が大好きです
台湾にお住まいのCHさまより。
カーラ・ブルーニの「Quelqu’un m’a dit」を検索したらそちらのホームページにたどり着きました。
私はフランス語もイタリア語も出来ないのですがフランスとイタリアの映画や音楽に興味津々で特にカーラ・ブルーニの音楽が大好きです。
天は二物を与えずという諺があるのですが彼女はまさに才色兼備の才媛だと思います。
CHさま、お便りありがとうございます。フランス語もイタリア語もできないと書かれていますが、日本語、ふつうの日本人みたいに使っておられますね。
むしろ、ちゃんと「初めまして」という挨拶から始まり、名乗っておられるので、そのへんの日本人が書くメールよりきちんとしていますね。
カーラ・ブルーニ、本当に才能豊かな方ですね。私はあのハスキーな声が好きです。
カーラ・ブルーニの記事はこちら⇒歌と訳詞:カーラ・ブルーニの『ケルカン・マ・ディ ~ 風のうわさ』
ペンさんのように心を揺さぶるフレンチポップスの曲を見つけたいです
キャロットケーキさまより
ペンさんのフレンチポップスの曲と紹介が好きで、プログの更新が待ちきれなく、毎日訪れています。
ペンさんのように心を揺さぶるフレンチポップスの曲を見つけるにはどうすれば良いのか?教えていただけると助かります。
それと、すっきりした語り口が好きなので、いつかお詳しいと書かれていた「イギリスのロックミュージック」(うろ覚えですいません)についても、コーナーを作ってご紹介くださることを、楽しみに待っております。
キャロットケーキ
キャロットケーキさま、お便りありがとうございます。毎日見てくれているなんてうれしいです。
ブログで訳している曲は、その記事のトピックや季節感を重視して選び、なおかつ自分でも訳すことができそうなものを選んでいます。
もちろん、自分「いい曲だな」と思うものしか取り上げていませんが、あまり「心の揺さぶり度」は重視していません。
どんな音楽が好きかは、人によって大きく違いますから。
キャロットケーキさまが、「心を揺さぶられる」と思うなら、たぶん私と趣味が似ているのでしょうね。
ブリティッシュロックに関しては、古いものしか知らないのと、一応、このブログのテーマはフランス語なので、またカバーバージョンを取り上げる時に、聴き比べという形で紹介していきたいと思います。
たとえば、こんな感じです⇒ジェットラグ(Jet Lag)・シンプルプランのフランス語版の訳詞 これ、ブリティッシュロックではありませんが。
作品の名前に使っています
ゆすらさまより
お花の師匠がフランス人だったこともあり、作品名は全てフランス語を付けているのですが、名前を考える際、penさんのサイトを参考にさせていただいております。特に「かわいいフランス語」シリーズは、本当にかわいく耳触りのいい言葉ばかりでとても参考になります。
今では、作品のほとんどがpenさんのサイトからいただいた名前です。
作品名や言葉の意味からお花を購入されるお客さまもいらっしゃり、penさんには感謝しきれません。
毎日の更新大変だと思いますが、これからも楽しみにしております。本当にありがとうございます。
ゆすらさま、メールありがとうございます。大切な作品の名前を、当ブログのリストを参考にしてつけているとお聞きし、うれしさでいっぱいです。
どのお花も素敵だと思いますが、名前をつけたとたんに、新しい命を持ち始めますよね。
こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。
ゆすらさまのお店はこちら⇒フラワーアレンジ教室 フラワーリース プリザーブドフラワーギフト通販専門店 ゆすら 大阪
皆さま、お便りどうもありがとうございました。
フランス語の勉強法について
たまに、もっとフランス語の勉強の仕方を記事に書いてほしいというリクエストがあります。
そういう勉強方法を書いたブログ、ほかにたくさんあるので、あえてあまり書いていません。それこそ、教えるプロがたくさんブログを書いていますよね?
日本では英語を学びたいという人が多く、そういう人の役に立ちそうな本や教材がもう山のように出ています。
そういう本の「英語」を「フランス語」に置き換えればいいだけです。
ある外国語をマスターする方法論はもう出尽くしていると思います。
当ブログでもディクテとか、シャドーイングの話を書いていますが、そういうのをやればいいだけなんです。
ディクテについて⇒フランス語の達人になるために~その3
シャドーイング⇒会話力をつけるシャドーイングのやり方とは?
あとはやるか、やらないかの問題。
時間をかけて、コツコツやらないと言葉は身につきません。
「もっといい勉強法があるんじゃない?」「もっといい参考書があるんじゃない?」「もっといい学校があるんじゃない?」と探しまわるのは時間の無駄です。言葉を身につける原則を無視しています。
私たち社会人は学生ではないので、語学ばっかりやっているわけにはいきません。時間は限られています。その限られた時間に「やり方」ばかり探すのは本当にもったいないことです。
どんな方法でもやり切れば、光が見えてくると思います。何年も英語やフランス語をやっているのに、同じところをぐるぐる回っていると感じる人は、やるべきことをやっていないか、間違った方向に努力しているのだと思います。
インターネットが一般的になり、語学はずっと身につけやすくなりました。一方で、情報や教材があふれて、気が散ることも確かです。
2016年は自分が信じる勉強法をじっくり掘り下げてみてはどうでしょうか?
最近、ちょっと仕事が忙しくて、フランス語やこのブログにあまり時間が取れていないのですが、来年もマイペースで楽しみながら学んで行こうと思ってます。またよろしくお願いいたします。
2016年が皆さまにとって、実り多い年になることをお祈りしております。
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