レトロなソファ

虎と小鳥のフランス日記

第32話 マルシェ・レトロ「虎と小鳥のフランス日記」

「虎と小鳥のフランス日記」第32話の受講メモです。この回のタイトルは「マルシェ・レトロ」。

今朝、ファッションの記事を書いたばかりですが、たまたまこの回も古着屋で衣類を買うエピソード。

古着屋というと第30話で出てきたばかりですが、今回のお店はヴィンテージのちょっと高そうな服を置いてある店です。

撮影は2011年の12月8日か9日。



古着屋で買い物するエピソードの見どころ

私の思うこの回の見どころは

1.衣類を買うときの会話(難しいです)

2.楽しそうに買い物するカミーユと友だちノヴァロンティナ

3.店内のヴィンテージファッションや小物のすてきなディスプレイ

4.スカートを試着してくるくるまわるシーン

この教材の傾向として、店の人や、通りすがりのお客さんなど、一般人が出てくると、急に難易度があがります。

まあ、ごくふつうにしゃべっておられるだけなんですが。

この回は3分と時間も長く、皆さんたくさんしゃべっていていろんな表現が出てきたので、2回にわけて紹介しようと思っています。

3つのキーフレーズ

いつものように3つのキーフレーズをご紹介。

シーン1(ここはサンプルビデオに入っています)
トルソーが着ている青いワンピースを見ながら

私に合いますか?

虎と小鳥のフランス日記 32話

店員さんは「試着してみないと・・」と答えてます。そりゃ、そうですよね? 特に昔の服は今の服のようにストレッチしないですから。なんか、腰の部分がかなり細いつくりだと店員さんは説明していました。

トルソーにのっている状態で見たときは、かなり細そうに見えたんですが、カミーユが着てみたらあつらえたようにぴったりでした。

本人もすごく気に入ったみたいなんですが、迷ってもいて「他の鏡で見てみます」などと言います。光の加減で違うと説明してました。

そうですかね?

こんなふうにほかの鏡で見た後もまだ迷っています。

虎と小鳥のフランス日記 32話

カミーユはヴァロンティーナに「どう?」と聞いてみます。

シーン2
あなた、微妙だと思ってるでしょ(あなた疑ってるわ)。

toratokotori 32-2

ヴァロンティーナは「とても綺麗だと思うわ」と答えます。このとき、ヴァロンティーナはもしかしたら、自分のスカートのことで頭がいっぱいだったのかもしれません。すぐに、自分のスカートはどうかと聞いています。

シーン3
私のスカートはどう?(スカートは代名詞で受ける)

虎と小鳥のフランス日記 32話

カミーユはとても似合ってる、と答えますが、たぶんカミーユも自分のワンピースのことで頭がいっぱいで、適当に「似合う」と答えてる気がします。ヴァロンティーナはグラマーです。

答え
1. Ça va m’aller ou pas ?

2. je te sens dubitative.

3. t’en penses quoi ?

☆古着屋が出て来るほかのエピソード

「虎と小鳥のフランス日記」第30話 チープ&シック その1

「虎と小鳥のフランス日記」第30話 チープ&シック その2

覚えておくと使えそうな単語と表現

キーフレーズの中からさらに厳選!

ça va m’aller ? 私に似合う?

aller à + 人 人に似合う
aller avec + 物 物にあう

最初のvaもallerで、これはいわゆる近接未来のallerです。

Ça va m’aller ? 似合う?
Je trouve qu’il te va super bien.すごく似合ってると思う。

dubitatif, dubitative 疑いを表す、不審そうな
regard dubitatif いぶかしげな目つき

je te sens dubitative.
直訳は「私はあなたが疑っていると感じる」

「本当は似合ってるって思ってないでしょ」ということです。

sens < sentir 感じる

t’en penses quoi ? どう思う?

このenはヴァロンティーナの試着しているスカートのことです。

はじめ私は巻尺を巻きつけていたのかと思ったのですが、これはrobe tablierという日本語で言うところのエプロン・ドレス、あるいはジャンパースカートのような服で、この白いテープはデザインの一部です。

虎と小鳥のフランス日記 32話

※きょうの表現は3つとも短いのですが、こういうふうに短いほうが聞き取りは難しいです。

しかもカミーユもヴァロンティーナも自然体というか、ほんとうに感じたままをしゃべっていて全然教材って感じじゃないんですよね。

難しいです(しつこい?)



きょうの豆知識:マルシェ・レトロ

今回の舞台のマルシェ・レトロですが、
オベルカンフ(Oberkampf)で開かれたので、オベルカンフのレトロ・マルシェというのが正式な名前です。

レトロマルシェのちらし

サイトはこちら⇒Le marché rétro

何人かの売主が集まり、場所を借りて不定期で開いているお店です。

衣類だけでなく、メガネやアクセサリー、古道具なども売られていました。

で、サンプルの動画に出てきたセラーさん、みんなおしゃれでしたね。

このマルシェとても規模が大きいそうです。

ヴィンテージものが好きな人にオススメのマルシェです。






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