カーニバルの仮面をつけた人

暦、年中行事

カーニバルはいつ始まったのか?

2月はカーニバルの季節です。

今回は、カーニバルの起源を説明する1jour1questionの動画を紹介します。

タイトルは、Qui a inventé le carnaval ?(カーニバルを作ったのは誰か?)

カーニバルを作ったのは誰?

1分42秒

トランスクリプション

Le carnaval est une grande fête qui se passe dans la rue. Tout le monde se déguise et s’amuse. Il existe de nombreux défilés partout sur la planète.

À Dunkerque en France, les carnavaleux forment des bandes de copains qui avancent en chantant. À Venise en Italie, les costumes et les masques sont très chics. C’est l’un des plus beaux carnavals !

Et celui de Rio au Brésil, est certainement le plus connu. Ici, on se trémousse sur la samba avec de magnifiques tenues de plumes.

Mais le carnaval, ça existe depuis longtemps ?

Dès l’Antiquité, les hommes se déguisent. Comme en Grèce, où on célèbre Dionysos, le dieu du vin.

Les Romains fêtent les saturnales en l’honneur du dieu Saturne. Pendant ces divertissements, les rôles sont inversés.

Les esclaves s’habillent en roi et les hommes en femme. Avec le temps et pour mieux contrôler ces fêtes populaires, l’église ajoute le carnaval à son calendrier.

Sa date arrive après Noël et juste avant le Carême, un moment de jeûne de 40 jours chez les catholiques. Avant cette période de privation, les hommes se rassemblent pour rigoler et manger en abondance jusqu’au Mardi Gras.

Aujourd’hui, le carnaval célèbre la fin de l’hiver et l’arrivée des beaux jours. Et il se termine parfois par le buché du roi Carnaval, une grande marionnette brûlée pour l’occasion.

Woody, Wonder Woman ou Arlequin… alors prêt toi aussi à te déguiser pour le carnaval ?

トランスクリプションの引用元⇒Qui a inventé le carnaval ?

和訳:カーニバルは誰が作ったの?

カーニバルは街頭で催されるとても大きなお祝いです。みなが仮装して楽しみます。地球上のあちこちで、たくさんのパレードが行われます。

フランスのダンケルクでは、カーニバルを楽しむ人々は友達同士でグループになり、歌いながら前に進みます。

イタリアのヴェニスでは、コスチュームもマスク(仮面)もとてもシックです。もっとも美しいカーニバルの1つです。

ブラジルのリオのカーニバルは、もちろん、もっとも有名です。ここでは、人々は羽がついたすばらしい衣装を着て、サンバに合わせて体をゆすります。

さて、カーニバルはずいぶん前からあるのでしょうか?

古代より、人々は仮装をしました。ギリシャの有名なぶどう酒の神様、ディオニュソスをお祝いしたときのように。

ローマ人はサトゥルヌスという神をたたえて、サトゥルヌスの祭りをしました。お祭りのあいだは、役割を反対にしました。

奴隷は王様の服装をし、男性は女性に扮したのです。

時間がたつにつれて、こうした人気のある祭りを統制するため、教会は教会の暦にカーニバルの日程を加えました。

カーニバルは、クリスマスのあと、四旬節の直前に行われます。四旬節は、カソリック教徒の、40日の断食の期間です。

この節制の時期の前に、人々は集まって、マルディグラまで、楽しみ、ごちそうをたっぷり食べます。

現在、カーニバルは、冬の終わりと春のおとずれを祝います。そして、たいてい、カーニバルの王様(の人形)に火をつけて終わります。大きなマリオネットを燃やすのです。

ウッディ、ワンダーウーマン、アルルカン、きみも、カーニバルで仮装をする準備ができていますか?

単語メモ

se trémousser  小刻みに体をゆさぶる、跳ね回る

Dionysos  ディオニュソス ゼウスとセメレの子で、ぶどう酒と豊穣(ほうじょう)の神。バッカス

Saturne  サトゥルヌス 農耕の神、クロノス(ギリシャ神話)☆サトゥルヌスの説明は、こちらの記事の単語メモで詳しくしています⇒なぜ1月にガレットを食べるのか?(エピファニーの説明)。

saturnales  サトゥルナリア、サトゥルヌスのまつり:12月半ばに行われた農耕のまつりで、大祝宴がつきものでした。

Carême  四旬節 灰の水曜日から復活祭までの46日間で、悔悛(かいしゅん)と洗礼志願者の最後の準備期間。

jeûne  宗教上の断食

privation  節制

rigoler  笑う、楽しむ、ふざける

beaux jours  天候のよい日々、快適な季節(春と夏)

Mardi Gras マルディグラ 灰の水曜日の前日で、謝肉祭最後の日 ☆詳しくはこの記事をどうぞ⇒マルディグラ(カーニバル)の起源とお祝いの仕方

pour l’occasion  それをきっかけに

arlequin   アルルカン(イタリア喜劇の道化役)

カーニバルに関するほかの記事

カーニバルの定番、ベニエ (ビューニュ) の作り方:フランスのお菓子(15)

カーニバルの楽しみ方。フランスの子ども新聞記事より。

カーニバルに関する単語:かわいいフランス語教えます~その56 

ニースのカーニバル「虎と小鳥のフランス日記」第41話

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2020年のマルディグラ(カーニバル最終日)は、2月25日です。

春までもう少しですね。






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