Flunch(フランチ)というフランスのレストランのCM、その3です。
過去2回はキッズミールのCMでしたが、今回はデザートです。
フランチのアイスクリームのCM
カップルの会話です。
★2015/10/24追記:残念ながらYouTubeno動画は削除されていました。
こちらのページで見られます→Exercice d'écoute: Chez Flunch (3)
・・・いそうですね、こういう女の人。
スクリプトと和訳
Ah, je ne savais pas qu’ils faisaient des glaces chez Flunch.
Mmmm. Tu veux goûter ?
Oui!
Humm. La glace chantilly, c’est ce que je préfère.
Ah bon.
La vanille aussi, hein.
Ah oui. Je prends quoi alors?
Tiens!
Hm. Merci.
Elle est super bonne.
Ça a l’air.Chez Flunch, la dame blanche est à 2 € 90. Tentant, non ?
※スクリプトはこちらを参考にしました⇒Exercice d'écoute: Chez Flunch (3)
ああ、フランチでアイスクリームを作ってるの、知らなかった。
やむやむ・・味見したい?
うん!
あ、ホイップクリームのとこ、それ私好きなの。
あ、そうなんだ。
バニラもなのよ。
ああ、そう、じゃ、僕はどこを食べれば?
はい!
あ、ありがと・・・
これ、すごくおいしいわ。
そのようだね。
フランチではダムブランシュが2ユーロ90です。そそられませんか?
アイスクリーム関係の単語をのぞけば、ほかは基本的な単語です。
でも、いきなり聴き取るのは難しいんですよね。
たった20秒なのに、すごく長く感じたりして。
単語メモ
savais < savoir 半過去 1人称単数
faisaient < faire 半過去 3人称複数
tentant 気を引く、魅力的な|動詞 tenter (~の気をそそる)の現在分詞から派生した形容詞
offre tentante 心惹かれる申し出
plat tentant 食欲をそそる料理
bouches tentantes 奪いたくなるような唇(笑)
CMからすぐに使える口語表現
知らなかった。
je ne savais pas que~
私は~とは知らなかった。
この表現は虎と小鳥のフランス日記にもたまに出てきます。
たとえば48話のロマン派美術館では、
ジョルジュ・サンドが絵を描いていたなんて知らなかったわ。
という表現がありました。会話なのでneが省略され、
Je savais pas que Georges Sand peignait.
食べる?
Tu veux goûter ?
味わいたいですか?⇒食べる?
veux < vouloir 2人称単数
goûter (飲食物を)味わう
そう見える
Ça a l’air. そのように見える
avoir l’air… ~のように見える/思える
Ces pommes ont l’air bonnes.
これらのりんごはおいしそうだ。
Il a l’air en colère.
彼は怒ってるみたい。
アイスクリーム関連
glace アイスクリーム|氷、板ガラス、鏡という意味もあり。
glace chantilly 泡立てて砂糖をいれて甘くしたホイップクリーム
chantillyはホイップしたクリームです。
vanille バニラアイスクリーム
dame blanche ダムブランシュ
CMにでてきたもののように、バニラアイスクリームにホイップクリームをのせて、その上からチョコレートソースをかけたもの。
dame blanche は「白い貴婦人」という意味です。
フランチについてはその1に書いています⇒私がきれいな理由、知ってる?
私はあんこ派でアイスクリームはあまり好きではなく、この手のものを店で食べたことはほとんどありません。
ただし、クリームソーダは好きで、父親の連れて行ってくれたレストランやデパートの食堂で、たまに食べていました。
クリームソーダは銀座の資生堂が明治時代33年に考案したのだそうです。たぶん日本独自のデザートで、こちらにはないと思います。
3年前に名古屋に帰ったとき、おそい昼ごはんを食べようと、栄地下街にある不二家(だったと思う)に娘と入りました。懐かしかったので、クリームソーダを注文。
700円もしてびっくり。
しかも隣のテーブルで、女子中学生か高校生か知りませんが、セーラー服のグループが、食事をしていたので、さらにびっくり。
「学校はどうしたんだ?」という疑問がまず一つ。
それから、食事メニューは1500円はしていて、「量はちょっぴりなのに、なんてバカ高いのだ? やめとこ」と、私が注文しなかった物を食べていたからです。
私が中学生のときは、学校帰りに喫茶店などには行きませんでしたし、高校のときは、せいぜい「寿がきや」で200円未満(だったと思う)のラーメンを食べていたものです。
時代の流れを感じました。
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