ベルシー地区にある経済財政産業省のビル
ラジオ講座、百合のFranceウォッチング第35課の受講メモです。この回では3人でベルシービラージュ(後述)にあるワインバーで白ワインを注文していました。
この店は、昔はワイン倉庫(un entrepôt de vins)だったそうです。
きょうのメニュー
数量や単位の表現
Je vais prendre un verre de vin blanc.
僕は白ワインを1杯もらうよ。
ワインを1杯 un verre de vin のような言い方を勉強しました。
単位(名詞)+ de + 無冠詞名詞 という形です。
数えられない名詞の量をあらわすために、容器で数えたりする表現です。また、りんごのように数えうと思えば数えられるけど、まとめて~キロ、と重量で表すこともできます。
〈例〉
deux verres d’eau コップ2杯の水
un tasse de café カップ1杯のコーヒー
un bol de soupe お椀1杯のスープ
une bouteille de vin 1瓶のワイン
un morceau de fromage チーズ一切れ
たくさんの~、少しの
beaucoup de fruits たくさんの果物
un peu de sel 少しの塩
ベルシー地区
書き取り
ベルシービラージュとはどんなところでしょうか?
Eh bien c’est un quartier qui a prospéré comme halle aux vins du 19ème au début de 20ème siècle. À la fin du 20ème siècle, on a restauré les anciens chais de brique rouge de l’époque pour en faire des restaurants et des boutiques. Et c’est devenu un quartier commercial très vivant, Bercy Village.
Oui, et c’est vraiment un endroit que j’aimerais découvrir lors de mon prochain séjour à Paris.
Le quartier de Bercy a été entièrement transformé avec la construction en 1984 du Palais Omnisport de Bercy, puis en 1990 du Ministère de l’Économie des Finances et de l’Industrie.
Oui, la ligne 14 de métro qui traverse le Bercy Village est la ligne la plus récente du réseau parisien est la première ligne à conduite entièrement automatique.
要約
ベルシービラージュとは19世紀から20世紀の初めにかけてワインの卸倉庫として栄えた地域で、20世紀の終わりに酒倉がレストランやブティックに改装され、今は人気の商業地域になったもの。
1984年にパレ・オムニスポール・ド・ベルシー(多目的体育館)ができ、1990年に経済財政産業省が作られて、完全に生まれ変わった。
ここを走っているメトロ14番線は、最新の地下鉄の路線で初めての全自動化運転が行われた線である。
単語メモ
halle 卸売市馬(の建物)
les Halles レ・アール 中央市場、特にパリ中央市場 1969年ランジシ中央市場開設にともなって廃止。現在跡地は総合ショッピングセンター Forum des Halles(フォルム・デ・アル)になっています。参考⇒パリの音楽図書館の中を見てみよう アメブロ
chai 酒倉 地下の酒倉(cave)に対し1階のものをさす;ワインの醸造所
ベルシー地区関連記事など
■全自動化運転の行われている14番線については以前ポーズカフェに出てきました。
⇒L10 フランスのメトロ事情
「虎と小鳥のフランス日記」(リンク)でベルシー地区に何度か訪れています。
■ベルシーの図書館
⇒フランソワ・ミッテラン図書館(BFM)~「虎と小鳥のフランス日記」第55話
■ベルシーの体育館
⇒ジョニー・アリディって知ってます?
■ベルシー公園のエピソード
⇒フランスのおしゃれカカシ「虎と小鳥のフランス日記」第111話 ベルシーその2~ベルシー公園
■ベルシー公園(12区)から13区のほうへ行くエピソード
一番最初の写真のバックに経済財政産業省のビルが見えます。
⇒ああ、愛の南京錠「虎と小鳥のフランス日記」第112話
さて、第55話の図書館の話では、ベルシー地区をパリの南東と話しているのに、110話の体育館の話では北東と言ってるのはなぜなんでしょうかね?
正しくは南東だと思います。
ベルシーのあるパリの12区の地図
パリ全体の地図はこちら⇒パリの20の行政区~第1回
この近年人気のベルシー地区にある一大商業地域がベルシービラージュということですね。
ベルシービラージュの公式サイト⇒Bercy Village
いかがでしたか?
ベルシーは昔は怖い場所だったようですが、最近はすっかり様変わりしたのですね。
さて、本年度の更新はこの記事が最後です。ブログを読んでくださった皆さま、どうもありがとうございました。新しい年の皆さまのますますの飛躍をお祈りしております。
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