バター

フランス語を読む練習

バターに関するホントとウソ。

バターがテーマの短い動画を紹介します。

タイトルは、Vrai/Faux sur le beurre(バターについての本当と嘘)。

バターの真実

1分47秒。フランス語の字幕があります。

Le beurre トランスクリプション

C’est le compagnon de nos tartines, l’allié de nos cuissons… Mais, parmi toutes les matières grasses, le beurre a parfois mauvaise réputation.

Pour tout savoir sur le beurre, nous nous sommes rendus dans une ferme laitière, de la région parisienne, où nous avons rencontré Brigitte Coudray.

Le beurre est mauvais pour la santé.

/Faux/

– Non, bien sûr, le beurre n’est pas mauvais pour la santé ! D’ailleurs, aucun aliment n’est mauvais pour la santé.

Tout est, en fait, une question d’équilibre et de quantité.

Le beurre est intéressant parce que, non seulement, il contient des matières grasses, il est riche en vitamine A et il contient aussi de la vitamine D.

Ainsi, pour le beurre, on conseille environ 15 grammes par jour et par personne.

La margarine est moins calorique que le beurre.

/Faux/

– En fait, margarine et beurre apportent la même quantité de matière grasse, donc la même quantité de calories, environ 750 kilocalories pour 100 grammes.

Ainsi l’habitude de prendre, par exemple, la margarine pour maigrir, ce n’est pas justifié.

Les margarines sont plutôt destinées pour des indications médicales particulières, par exemple quelqu’un qui aurait tendance à un trop de cholestérol, certaines margarines peuvent être intéressantes.

Le beurre absorbe les odeurs.

/Vrai/

– C’est vrai. En effet, les lipides et matières grasses sont des très bons supports d’arômes.

Donc, si on laisse son beurre dans le réfrigérateur, comme ça, à découvert, et qu’à côté, il y a des aliments, il va prendre le goût des aliments qui sont autour.

Les cuisiniers savent bien utiliser cette capacité du beurre à absorber les arômes et les goûts.

Par exemple, moi, je fais régulièrement du beurre de sardine ; en mélangeant des sardines à l’huile avec du beurre et on met ça sur des toasts.

Et c’est très bon pour l’apéritif.

Le beurre est plus gras que l’huile.

/Faux/

– C’est faux. En fait, le beurre est moins gras que l’huile. L’huile, par définition, parce que c’est une huile, contient 100% de matière grasse, alors que le beurre en contient 82%.

Vous, voilà armés pour ne profiter que des bienfaits du beurre.

バターについて。和訳

バターはタルティーヌの相棒で、料理の味方です。

ですが、脂肪の中でも、バターは時として評判がよくありません。

バターのことを知るために、パリ近郊の酪農家を訪ねて、ブリジット・クードレーに会ってきました。

– バターは、健康に悪い。

/ウソ/

いえ、もちろん、バターは、健康に悪くはないですよ。実際、健康に悪い食べ物はありません。

すべては、バランスと量の問題です。

バターは面白いんです。というのも、脂肪を含むだけでなく、ビタミンAが豊富で、ビタミンDも含まれていますから。

だからバターは、1日1人、15グラムぐらいをおすすめします。

– マーガリンはバターよりもカロリーが低い。

/ウソ/

実際は、マーガリンとバターは、同量の脂肪分を含んでいるので、カロリーも同じです。だいたい100グラムあたり、750キロカロリーです。

だから、ダイエットのためにマーガリンを食べるという習慣は、根拠がありません。

マーガリンは、どちらかというと、特定の適応症に使うためのものです。例えば、コレステロールが高すぎる人は、マーガリンを使うのがいいかもしれません。

– バターは匂いを吸収する。

/ホント/

これは本当です。確かに、脂質や脂肪は、よく香りを運びます。

だから、バターをこんなふうに、ふたをせずに冷蔵庫に入れて、そばに食べものがあると、周囲の食べものの味がつきます。

料理人は、バターが香りや味を吸収する特性を活かしています。

たとえば、私は、定期的にサーディン・バターを作ります。イワシの油漬けにバターを混ぜて作り、トーストに塗るんです。

食前酒にとてもよく合いますよ。

– バターは油よりも脂肪分が多い。

/ウソ/

間違いです。実際は、バターは油よりも脂肪分が少ないのです。

油は、そもそも、脂肪分が100%のもののことで、バターの脂肪分は82%です。

さあ、これで、バターの良さを利用する手はずがすっかり整いましたね。

単語メモ

laitier, laitière 乳の produits laitiers 乳製品

une indication   適応症の指示

un lipide   脂質、リピド

tartine(タルティーヌ)はバターやジャムを塗ったパン(フランスパンの切れ)です。詳しくはこちらをどうぞ⇒かわいいフランス語、教えます~その5 パンとお菓子

こちらも参考になります⇒フランス人は朝ごはんに何を食べているか? 典型的なメニューを紹介。

■関連記事もどうぞ

フランス語のことわざ59~バターとそれを売ったお金をいっしょに持つことはできない

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チーズの動画はいくつか紹介していますが、バターは初めてですね。

バターとマーガリンのカロリーがほぼ同じことは意外と知られていません。

マーガリンのほうがカロリーが低いような気がするのは、なぜでしょうか? 口あたりのせいですかね。バターは、こくがありますから。






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