フランス語の数字をゆっくりチェックしています。今回は91から100まで。
91から99までは80に10の位の数字をつけます。よって新しく覚えるのは100のみです。
数字 91-100
数字 91-99
90は 80(20 が4つ)と10 と考えて quatre-vingt-dix
91~99は 80 に 11から19をつけて数えます。
数字 100
今回初めて出てくるのは、100 cent ソン
●発音はこちら
cent は 母音で始まる名詞の前でリエゾンします。
cent ans ソントン
しかし、数詞の前ではリエゾンしません。
cent un (101) ソン アン
cent は短くて覚えやすいのですが、短い単語のほうが聞き取りは難しいですね。一瞬で発音されてしまうので。
そん と発音する単語はほかにもいくつかあります。
sans 前置詞 ~することなしに 例:Sans toi mamie(アダモのサン・トワ・マミー)
sang 名詞 血
s’en (再帰代名詞 + 中性《特殊な》代名詞 en)
c’en (指示代名詞 + 中性《特殊な》代名詞 en)
■語源
ラテン語のcentum(100)が語源
英語でcent は 1セントのcent スペルが同じです。
フランス語のcentも、英語のcentも語源は同じ。セントは、100分の1ドル。英語のcenturyは100年。
■cent の派生語など
centaine ソンテーヌ およそ100、100の位、100倍
centenaire ソンテネール 100年(以上)たった、100歳(以上)の
centième ソンチエム 100番目の
■cent を使った表現、文章
Avez-vous des billets de cent euros ?
100ユーロ札を持っていますか?
cent un chiens
101匹ワンちゃん
le cent mètres
100メートル競争
les Cent-Jours
ナポレオンの100日天下
cent は「多くの、たくさんの」という意味もあります。
Il a cent fois raison.
彼は全く正しい。
数字 91から100
91 quatre-vingt-onze
92 quatre-vingt-douze
93 quatre-vingt-treize
94 quatre-vingt-quatorze
95 quatre-vingt-quinze
96 quatre-vingt-seize
97 quatre-vingt-dix-sept
98 quatre-vingt-dix-huit
99 quatre-vingt-dix-neuf
100 cent
●発音はこちら
11~19までがあやふやな場合はこちらをどうぞ⇒フランス語の数字【第23回】~0 – 20の復習
Joe Dassin: La vie se chante, la vie se pleure (1978)
歌詞に数字99が出てくる曲をご紹介します。
厳密に言うと、1999ですが。
タイトルは
La vie se chante, la vie se pleure
人生は歌い、泣く
人生山あり、谷ありということです。
歌詞には1999年だけでなく70歳という数字も入っています。
では曲を聞いてください。
OE DASSIN – La Vie Se Chante, La Vie Se Pleure”>OE DASSIN – La Vie Se Chante, La Vie Se Pleure
1999年が出てくる箇所は
En dix-neuf cent quatre-vingt-dix-neuf
La Californie devient un océan
En Afrique dans un pays neuf
Un chanteur de rock devient président
1999年に
カリフォルニアは海になる
アフリカの新しい国で
ロックシンガーが大統領になる
人生にはいろいろなことが起こるから、こんなこともあるかもしれない、ということですね。
歌詞はこちらJoe Dassin – The Unofficial Site – La vie se chante, la vie se pleure
この曲は1979年発売の 15 ans déjà というアルバムに入っています。
ジョー・ダッサンはアメリカのシンガーソングライターですが、フランス語の曲をたくさん歌っています。日本ではオー・シャンゼリゼを歌った人として知られていますね。
彼のプロフィールはこちらでどうぞ⇒フランス語の歌の定番:オー・シャンゼリゼの訳詞
★ジョー・ダッサン関連記事もどうぞ:
リュクサンブール公園~パリのおすすめの公園 | フランス語 ジョー・ダッサンの歌に Le Jardin du Luxembourg (リュクサンブール公園)(1976)の動画を貼っています。
バトームーシュで芽生えた恋 ジョー・ダッサンが作詞した「バトームーシュ」をジリオラ・チンクエッティが歌っています。
★この続きはこちら⇒フランス語の数字【第32回】1-100の復習と無料で数字の練習ができるサイト
★このシリーズを最初から読む方はこちらからどうぞ⇒フランス語の数字【第1回】~0(ゼロ)
ようやく100まで到達しました^^;
次回は1~100の復習です。お楽しみに。
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