クラシエの「いち髪」という名前のシャンプーのCMに出てくるフランス語を勉強しています。
きょうは『少年の恋 ブランド篇』をチェックします。
この「いち髪」というシャンプーがいったいどんなものであるのかを表現しているCMなのでブランド篇という名前になっています。一番最初に制作されたものです。
いち髪 ブランド篇
では、CMをごらんください。
ホームページには15秒のがあるのですが、30秒の動画を紹介します。
15秒のだと、いきなり堀北真希が少年のとなりに来ていて、流れがよくわからないので、こちらを選びました。
少年:J’y crois pas. J’ai le coupe coup* de foudre.Ils sont manifiques, ses cheveux.
女性:Dépêche-toi de grandir.
少年:Ichi-kami, ni-sugata. Les japonaises, elles sont vraiment trop belles.
少年:信じらんない。一目惚れした。すごくきれい、彼女の髪。
女性:早く大きくなりなさい。
少年:「一髪、ニ姿」日本の女性はほんとうにすごくきれい。
ギャラリーでの出会いですね。
これまでの記事はこちら
●堀北真希「いち髪」CMのフランス語 その1
●堀北真希「いち髪」CMのフランス語 その2
カルターブルとは?
少年が背負っている革のカバンについて書きます。こういう横長のリュックってフランス独特ですね。
フランス語でリュックサック(バックパック)は
sac à dos (直訳は「背中用のかばん」)
といいますが、少年の背負っているようなのは特にcartable (カルターブル)といいます。
小学生が通学するときに持つカバンで、学用品がどさっと入るようにできています。日本のランドセルのフランス版と言えますね。
手でさげることもできますが、ストラップ(bretelle)がついているので、CMの少年のように背負うこともできます。彼はどこの学校に通っているのでしょうね。一人だけ一昔前の人みたいな雰囲気です。
19世紀の小説では、子どもたちがcartableを斜めがけしている描写が多いそうです。背中に背負うようになったのは20世紀以降。
日本の小学生はいまだに全員ランドセルを使っていると思いますが、フランスでは、スポーツタイプのいわゆるバックパックを使う子どもも増えています。
覚えておくと役立つ単語
coupe coup de foudre 一目ぼれ
先週NHKラジオ講座「まいにちフランス語」初級編L1-3を聞いたに書きましたが
coupは何かに打たれること
foudre 落雷
avoir le coupe coup de foudre pour ~
~に一目ぼれする。
Dépêche-toi ! 急いで!
se dépêcher de + 不定法
~するのを急ぐ
Elle s’est dépêchée de rentrer.
彼女は急いで家に帰った。
grandir 成長する、大きくなる ←grand
*2013/05/19追記:coupをタイプミスしておりました(_ _)。coupe(クペ)はカット、とかパンにいれるクープのことです。
☆2013年5月10日に「放課後篇」が出ました。こちらでチェックしています⇒堀北真希「いち髪」CMのフランス語 その4
私が小学生のときは女子は赤いランドセル、男子は黒いランドセルをしょって、帽子は黄色でした。ランドセルの横に、給食袋をぶらさげ、かぶせの左側から30センチの定規が飛び出ており、はなはだ危険です。
今はもっといろんな色のランドセルが出ていますね。
背負うのが当然だと思って何の疑いもなく毎日背負っていましたが、今考えるとけっこう重い素材ですよね。しかし、あの頃は肩がこりませんでした。
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