「百合のFranceウォッチング」第11課の受講メモです。この課では百合がパン屋で買い物をします。
きょうのメニュー
それでは、さっそく復習に入ります。
疑問代名詞のque 何、何を
Qu’est-ce que vous désirez ?
あなたは何が欲しいですか?
この文は
Est-ce que vous désirez ?
あなたは欲しいですか?
に「何が」のque をつけたものです。
Qu’は queとestのエリジオン
queはいつもあとに母音が来るとこのようにeが落ちます。
Qu’est-ce que c’est ? それは何ですか?
も頻出表現。
Je voudrais ~ ~が欲しいのですが
Je voudrais un flan et dix chouquettes.
フラン1つとシューケットを10個欲しいのですが。
voudrais は vouloir (~がほしい)という動詞の条件法の形ですが、このまま覚えるべき表現。
フランとシューケット
フラン
講座によるとフランは「カスタード入りのタルトで中にさくらんぼが入っていたりする」もの。
カスタードは卵の黄身をベースにしたクリームです。
パリ風フランの作り方 2分56秒
フランは日本で言うプリン(カスタードプディング)と同じものの場合もあります。
シューケット
chouquette という名前の通りシュークリームの小さいやつです。生地を小さくしぼって焼き、つぶつぶの砂糖をふりかけます。
シュケットとも書きます。
こちらも作り方を紹介します。
シューケットの作り方 3分24秒
こういう一口サイズのお菓子は曲者ですね。食べやすいからぽいぽい口に放り込み、つい食べ過ぎてしまいます。
ちなみにシュークリームはフランス語で chou à la crème
chouはキャベツです。
☆シューケットの作り方はこちら⇒簡単おやつ、シュケットの作り方:フランスのお菓子(22)
★お菓子の名前はこちらでたくさん紹介しています⇒かわいいフランス語、教えます~その5 パンとお菓子 chouquette はリストに書いていなかったので、パン屋さんの部にあとで付け加えておきます。
番組のテーマソング「プレヴェールに捧ぐ」
この番組のテーマソングについてちょっと解説がありました。
なんとシルヴィ先生が日本語を使ってましたね。
こちらで紹介しています⇒歌と訳詞:プレヴェールに捧ぐ~セルジュ・ゲンズブール 前編
ポーズ・カフェ~フランスのパン屋さん
書き取り
Oui, les boulangeries sont ouverts dès sept heures du matin et à la différence des autres commerces qui doivent en principe être fermer le dimanche, les boulangeries, elles sont ouverts tout le dimanche matin.
Absolument et d’ailleurs le prix de la baguette est fixé par l’Êtat.
Les Français sont exigeants sur la qualité de pain et on fait la queue à l’entrées des bons boulangeries.
La baguette, c’est bon bien frais, mais ça durcit très vite. C’est pourquoi les Français achètent aussi du pain campagne qui se conserve beaucoup mieux.
Et un des plaisirs des Français le dimanche matin c’est de manger au petit déjeuner des croissants bien chauds achetés le matin-même à la boulangerie du quartier.
要約
パン屋は朝7時頃から開いており、日曜休みが多いほかの店とちがって日曜の午前中も開いている。
バゲットの値段は国によって決められている。
フランス人はパンの味にうるさく、おいしい店の前では行列ができる。
バゲットは焼きたてはおいしいが、すぐに固くなるので、フランス人は田舎パンも買う。こちらはそんなにすぐには固くならない。
近所で焼きたてのクロワッサンを買って食べるのがフランス人の日曜朝のお楽しみである。
※ durcir 固くなる
フランスのバゲット(いわゆるフランスパン)は日本のお米と似たところがありますね。それにしても、焼きたてのパンが食べたくなります。
いかがでしたか? ラジオ講座のスキットではこのように買い物をするシーンがよく出てきます。でも、フランとシューケットという特にお菓子好きでもなければ、なじみのないお菓子を使ってるところがおもしろいですね。
藤田先生はお料理がお好きなようだから、先生のこだわりなのでしょうか?それとも、話の主人公の百合の性格描写でしょうか?
この記事へのコメントはありません。