毎週1つずつ見ている「虎と小鳥のフランス日記」のバック・ナンバー、きょうは第7話です。
この回では、マダム・ベルガモットというブランドを立ち上げ、洋服を作って、ネットを中心に販売しているエレーヌとバネッサのアトリエが登場しました。
冬のコレクションを準備中です。
第7話は日本語字幕版のエピソードが全部、YouTubeで公開されています。
★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。
難しいですね…^^;
きょうのメニュー
それでは、復習、行ってみよう!
3つの大切な表現
1.~しているところです。
「今、何しているんですか?」と聞かれて
マダム・ベルガモットの冬のコレクションの準備をしています。
Euh, on est en train de préparer la collection hiver.
2.かなり、たくさん
この冬はベージュをたくさん使うつもりです。
・・・on va faire pas mal de…de beige, cet hiver.
3.~みたい
お菓子みたいでしょ。
Comme les gâteaux.
キーフレーズのプチ解説
être en train de + 不定法
~しているところである
フランス語はふつうの現在形で、進行形を表すことができますが、特に「進行中」ということを強調したい場合は、この言い方をします。
Il est en train de lire.
彼は読書の最中です。
pas mal かなり
pas mal は口語でおもに以下の2つの意味があります。
1.悪くなく、かなりよく
Ça va ? Pas mal.
元気? 元気だよ。
2.かなり、けっこう
On a pas mal travaillé aujourd’hui.
きょうはけっこう働いた。
ここではこの2番の意味です。
~のように の comme
commeはいろいろな意味がありますが、ここでは「~のように」。
Il fait noir comme dans la nuit.
夜のように暗い。
洋服のブランドの、コムデギャルソン(COMME des GARÇONS)のcommeもこれで、意味は「男の子のように」
きょうの豆知識
プチ・ブール
Petit beurre という単語が3回でてきます。発音は「プチベェア~」みたいな、ちょっとカタカナでは書けない音。意味は「小さいバターのビスケット」ですが、商標です。
作ってるブラウスの前たてのデザインを、プチ・ブールのビスケットのなみなみ模様にしよう、ということ。
プチ・ブールはLUのビスケットとも呼ばれるこんなお菓子。周囲がなみなみになっています。
かわいくて完成されたデザインはいろんな物になっています。
これはサビニャックの絵葉書
※プチ・ブールについてはこちらをどうぞ⇒LU(リュ)のビスケット、プチ・ブール:フランスのお菓子(25)
ファッション関連の単語
このエピソードの聞き取りが難しいのは、ファッション関連の用語がたくさん入っているからです。といっても専門用語は少ないのですが、名詞をたくさん知っていないと聞き取れません。
以下に会話に出てくるファッション関連の言葉をリストアップしておきます。
デザイン
jacquard ジャカールはジャガード織りのことですが、ここではその織物のなみなみ模様のことを言ってるようです(たぶん)。
découpe 切り込み
素材
de la laine ウール
l’angora アンゴラ
cent pour cent (100%) laine 100%ウール
※布地の単語はこちらにも書いています⇒かわいいフランス語、教えます~その13 生地
色
beige ベージュ
rouge 赤
rose ピンク
pêche ピーチ
écru 生成り
bleu marine マリン・ブルー
bleu électrique エレクトリックブルー(とても明るい青)
violet 紫
※基本的な色の言い方はこちらにリストを書いています⇒かわいいフランス語教えます~その15 基本の色
その他
collection コレクション
motif モチーフ
tricotés main 手編み
échantillon サンプル、試作品
jeune marque 若いブランド
prêt-à-porter プレタポルテ
2人の作る服は、とても女の子っぽいですが、色はシンプルですね。
仕事場にある、洗面器みたいなカフェオレカップや、クリーマーや砂糖入れなど、いかにもフランス、という雰囲気で、楽しめる動画だと思います。
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