サンタ・クロース

暦、年中行事

サンタクロースの本当の起源。

サンタクロースはいろいろな伝説の中の人がまざりあってできた人物と言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか?

この点を説明している、La véritable histoire du père Noël という動画を紹介します。



サンタクロースの本当の由来

3分40秒

スクリプト

Le 24 décembre au soir, quand les enfants sages dorment, le père Noël descend par la cheminée pour déposer des cadeaux dans les chaussons de chacun… Mais au fait, d’ou vient la légende du Père Noël ? Qui est-il, et d’où vient-il ?

Si l’on remonte loin dans le temps, on découvre qu’il y a toujours eu des célébrations de l’entrée dans l’hiver dans presque toutes les religions païennes. Comme les lutins scandinaves, les « Nisses ». Un Nisse est une petite créature légendaire du folklore scandinave, qui est comparable au lutin français. Il s’occupe des enfants et est souvent représenté comme un petit homme âgé portant souvent une grosse barbe. On retrouve aussi chez les Celtes et les Vikings des dieux qui descendaient sur terre pour offrir des cadeaux aux enfants. Du dieu celte Gargan, le Père Noël aurait conservé la hotte et les bottes.

Quand la religion catholique a assis sa domination sur l’Europe, elle a naturellement converti la plupart des rites et croyances païennes en fêtes religieuses. Et c’est ainsi qu’est née la légende de saint Nicolas. Cet évêque chrétien ayant vécu à Myre en Turquie au IVe siècle après Jésus-Christ, est assurément l’ancêtre du père Noël. De son vivant on dit qu’il protégea les enfants, leur fit de nombreux cadeaux grâce à sa fortune familiale et réalisa de nombreux miracles. Il est saint patron des écoliers et des enfants depuis le Moyen-Âge, et c’est le 6 décembre que les chrétiens célébraient sa mort dans toute l’Europe en offrant des cadeaux aux enfants sages.

Mais la réforme protestante du XVIe siècle supprima la fête de la Saint-Nicolas dans la plupart des pays d’Europe. Seuls les Hollandais gardèrent leur Sinter Klass, saint Nicolas en Hollandais, et sa distribution de jouets. Au cours du XVIIe siècle, la Saint-Nicolas émigra elle aussi, accompagnant ces Hollandais venus s’installer en Amérique.

En quelques décennies, cette coutume néerlandaise de fêter la Saint-Nicolas se répandit rapidement au sein des foyers des colons anglais. Sinter Klaas se transforma peu à peu en Santa Claus. Au fil des décennies, les familles chrétiennes trouvèrent plus approprié que cette fête des enfants soit associée à la naissance de l’enfant Jésus. Ainsi, Santa Claus commença donc à faire sa tournée non plus dans la nuit du 5 décembre, mais bien dans la nuit du 24.

Et c’est au XIXe siècle que Santa Claus se transforma le plus. En 1821, Clement Clarke Moore, un pasteur américain, écrivit un conte de Noël « The Night Before Christmas » (la nuit d’avant Noël) dans lequel le père Noël apparaît dans son traîneau tiré par des rennes. Au fil des années, Santa Claus a pris du poids : d’un évêque plutôt maigre à l’origine, il devint le gros bonhomme que nous connaissons aujourd’hui.

En 1863, Santa Claus troqua ses habits d’évêque contre un costume rouge avec fourrure blanche, rehaussé d’une large ceinture de cuir.

Le père-Noël rassemble donc plusieurs folklores, qui ont été mis bout à bout au cours du XIXe siècle. Et en 1931, c’est l’entreprise Coca-Cola qui peaufine et fige l’allure du Père Noël. Santa Claus y gagne alors son air jovial et son attitude débonnaire, et troque sa robe contre un pantalon et une tunique rouge, tel qu’on le connait aujourd’hui.

La France a résisté plus longtemps, ici la tradition voulait que l’on s’offre de petits cadeaux pour la naissance de Christ et si la première trace écrite du mot Père Noël est attribué à l’écrivaine Georges Sand en 1855, il ne va vraiment conquérir notre pays qu’après la Seconde Guerre mondiale, lorsque Coca-Cola l’amène dans ses bagages avec son marketing irrésistible.

Cependant, il ne réussit pas à évincer complètement Saint-Nicolas, qui continue d’être fêté, en particulier dans le nord-est de la France et de l’Europe.

☆スクリプトは動画の下にあるものを参照しました。

和訳

12月24日の夜、よい子が寝ているとき、サンタクロースが煙突の中を降りてきて、それぞれの靴下の中にプレゼントを入れます。

ですが、このサンタクロースの伝説はいったいどこから来たのでしょうか? 彼は誰で、どこの出身なのでしょう?

かなり昔にさかのぼると、たいてどんな異教でも、冬に入るお祝いがありました。

スカンジナビアの妖精、ニッセのように。

ニッセは、スカンジナビア伝承の小さな生き物で、フランスのlutin にあたります。

ニッセは、子供たちの世話をし、よく小さな老人として、特に長いひげをはやした老人として描かれています。

ケルトやヴァイキングの伝説でも、地上におりてきて子どもたちにプレゼントをあげる神さまが出てきます。

ケルトのガルガンという神さまから、サンタクロースは袋とブーツを受け継いだようです。

カソリック教が、ヨーロッパで優勢になったとき、必然的に、異教の儀式や信仰の大部分がカソリック教のお祝いに変わりました。

そうやって聖ニコラの伝説が生まれました。

聖ニコラは、キリスト教の司教であり、トルコのミラで、4世紀に生まれ、間違いなく、サンタクロースの祖先です。

聖ニコラが生きているときから、彼は子どもたちを守り、家庭が裕福だったので、子どもたちにたくさんの贈り物をし、たくさんの奇跡を起こしました。

聖ニコラは中世以来、学生と子供の守護聖人で、彼が亡くなった12月6日には、ヨーロッパ中で、よい子たちにプレゼントを贈ります。

しかし、16世紀に宗教改革が起きたとき、聖ニコラを祝うことは、ほとんどのヨーロッパの国でなくなりました。

オランダだけが、Sinter Klass(シンター・クラッス)、オランダ語で聖ニコラのことですが、この聖人とおもちゃを渡す伝統を続けました。

そうやって、17世紀のあいだに、聖ニコラは、オランダ人に伴われ、アメリカに渡り、そこに腰をすえました。

何十年かたつうちに、聖ニコラを祝うオランダ人の習慣は、イギリスの開拓民の家庭で急速に広まりました。

シンター・クラッスは少しずつサンタ・クロースに変わりました。10年ほどたつと、キリスト教徒の家族は、この子どもたちのお祝いは、幼子イエスの誕生に結びつけたほうがよりふさわしいと思うようになりました。

こうして、サンタ・クロースは、12月5日ではなく、24日の夜にやってくるようになったのです。

19世紀になると、サンタ・クロースはさらに変わりました。

1821年、クレメント・クラーク・ムーアというアメリカの牧師が、『クリスマスの前の晩』(The Night Before Christmas)という物語の中で、サンタ・クロースはトナカイに引かれたソリでやってくると書きました。

数年後、サンタ・クロースは体重が増えました。もとのやせた司教から、現在、私たちがよく知っている太ったおじさんになったのです。

1863年、サンタ・クロースは、司教の服装を、白い毛皮のついた赤い服に取り替え、大きな皮のベルトをしめました。

つまり、サンタ・クロースは、複数の伝承を寄せ集め、19世紀のあいだに、1つになったものなのです。

1931年に、コカ・コーラ社が仕上げをして、サンタ・クロースの風采を固めました。こうしてサンタ・クロースは陽気で人のい物腰になり、今日、私たちがよく知っている、赤いズボンに赤いチュニックという服装に変わりました。

フランスでは、そうなるのにもう少し長くかかりました。フランスにはキリストが生まれたとき、贈り物を交換するならわしがありました。

1885年、ジョルジュ・サンドが、サンタ・クロースという言葉に、はじめて文章で言及しました。

国中に広まったのは、第二次世界大戦後のことで、コカ・コーラが、抵抗しがたい販売戦略をもって、一式を持ち込んだのです。

にもかかわらず、サンタ・クロースが、聖ニコラを完全に追放してしまったわけではありません。聖ニコラは、別の祭りとして、今も続いています。特に、フランス北西部とヨーロッパにおいて。



単語メモ

païenne  異教徒の ☆キリスト教から見た異教徒で、特に多神教のことをさします。

hotte  サンタのかついでいる袋

évêque  司教

assurément  確かに、間違いなく

patron  守護聖人

supprimer  消滅させる、なくす

colon  植民者、入植者、開拓民

troquer A contre  B AをBに取り替える

rehausser  引き立たせる、飾る

rassembler  寄せ集める

bout à bout  端と端を合わせて;加えて、一緒に

peaufiner  入念に準備する、仕上げる ☆元は、セーム皮でふく、という意味。

figer   固まらせる

allure  様子、物腰、風采

débonnaire  お人好しの、甘い

évincer  ~を追放する、退ける

☆聖ニコラについて⇒12月6日は聖ニコラ(聖ニコラウス)の日。この人はいったい誰なんでしょう?

動画では、ヨーロッパでは、聖ニコラのお祝いをすると言っていますが、すべてのヨーロッパの国で行ってはいないと思います。

■クリスマスに関する過去記事もどうぞ

フランス人はどんなふうにクリスマスを過ごすの?

クリスマスの13種のデザート(プロバンス地方の伝統)

プチ・パパ・ノエルはフランスのクリスマスソングの定番:歌と訳詞

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フランス語で書くクリスマスと新年のメッセージ、例文。

メリー・クリスマス(ジョワイユー・ノエル):バルバラ(歌と訳詞)

******

きょうは、クリスマスの由来に関する動画を紹介しました。

ちょっと単語が難しいですね。

それでは、みなさま、楽しいクリスマスをお過ごしください。






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