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フランスの子どもたちがもっともよく歌う、クリスマスの歌、Petit Papa Noël(プチ・パパ・ノエル)を紹介します。
フランスの子どもがクリスマスの夜にサンタクロースへ「プレゼントを忘れないでね」とお願いする、親しみやすいクリスマスソングです。
作詞者が最初に書いたバージョンでは、「おもちゃはいらないから、ドイツ軍の捕虜になっているパパを返してほしい」という、戦争直後の時代を反映した切ない願いが込められていたそうです。
後に一般的な「プレゼントをください」という形に整えられ、今のクリスマスソングとして定着しました
この曲が初めて世に出たのは、1946年の Destinsという映画の劇中歌としてです。この映画の主役として出演していたティノ・ロッシ(有名な歌手の役でした)が歌いました。
映画はさして当たらなかったようですが、その後もこの曲は歌い継がれ、これまでフランスでもっとも売れたシングルだそうです。
今でもこの時期になるとよく売れるそうです。
今回はまず、その古い映画の中で歌っているオリジナルのバージョンを紹介します。
Petit Papa Noël プチパパノエル 愛しのサンタさん
かわいい歌ですね。この歌がこんなに人気があるのは、リフレインの部分の歌いやすさのせいでしょうね。
この曲は1946年の歌ですが、著作権はまだ存続しています。全訳は本文に掲載せず、単語メモを紹介します。
単語メモ
petit このpetitは小さい、という意味ではなく、呼びかけるときにつけて親しみを表します。
mon petit papa (大好きな)パパ
paupière まぶた
soulier 古い言葉で「靴」。ここでは、クリスマスプレゼントを入れてもらうために置く靴を指しています。
tarder 遅れる、ぐずぐずする
Le temps me tarde de+inf. 私にとって、~が待ちきれない 歌詞のように非人称主語にすることもあります。
Le temps me tarde de la revoir. 一刻も早く彼女に再会したい。
Il lui tarde que tout soit terminé. 彼(女)はすべて終わるのを待ち遠しく思っていた。
Le marchand de sable est passé.
砂売りのおじさんが通ったよ、さあもう寝る時間だよ。
★「砂売りのおじさん」とは目に砂をふりかけて眠らせるおとぎ話の人物
faire dodo ねんねする
C’est l’heure du dodo. ねんねの時間だよ。
hotte サンタクロースの背負う袋
プチパパノエル、ほかの動画
●歌詞つき
●アカペラバージョン
プチパパノエルはセリーヌ・ディオン、ナナ・ムスクーリ、ダリダといった有名アーティストがたくさんカバーしています。
きょうはJulien Neel(ジュリアン・ニール)によるアカペラを紹介します。
見ればわかると思いますが、これジュリアンが1人でやっているアカペラです。この人、数年前から、Trudbol というユーザーネームでこういうアカペラをたくさん投稿しています。
1人で4人分歌って録画して編集するというめんどくさいことをやっているのです。これどうやってこんなにうまく音合わせてるんでしょうね?まあ、とにかくめんどくさいことは確かです。
しかも、この曲なんて、みんな違う服着て、違う人のふりしてますから、いろいろと手がこんでいます。
私、昔、自分が撮ったぬいぐるみの写真で2分ぐらいのスライドを作ろうとしたんですが、それだけでもうげっそり疲れました。
便利なソフトがいっぱい出てますが、それでも動画を作るの、すごく手間がかかると思います。
こちらにもクリスマスの曲を紹介しています。
「街のクリスマス」・エディット・ピアフ:歌と訳詞
クリスマスの歌:Un flambeau, Jeanette, Isabelle ~「松明を持って来て、ジャネット、イザベル」の訳詞
リトル・ドラマー・ボーイというクリスマスソングのフランス語版を訳詞
歌と訳詞:プチ・ギャルソン(小さな男の子)~クリスマスソング
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現在、YouTubeを活動の場にしているミュージシャンがたくさんいます。誰でも才能とオリジナリティがあれば世界中で有名になれますね。ただ、参入するハードルがさがった分、競争も激しいと思いますが。
それでは、次回の歌の記事をお楽しみに。
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