昭和のペンギンが、平成21年にフランス語開始。インターネットがあるから家でも勉強できるよ。あなたも一緒にどうですか?

menu

フランス語の扉を開こう~ペンギンと

歌と訳詞:プレヴェールに捧ぐ~セルジュ・ゲンズブール 前編

かえでの葉

NHKのラジオ講座「まいにちフランス語」の秋季講座のストリーミングが今週から始まりました。

今回の初級編は2012年の春の再放送です。
題して「百合のFranceウォッチング」

講師は藤田裕二先生とシルヴィ・ジレ=鈴木先生。
去年、最初の2,3回を聞いて挫折した記憶があります。

きょうは番組のテーマソングを訳してみました。
タイトルは La Chanson de Prévert
セルジュ・ゲンズブール(Serge Gainsbourg)の初期の名曲ですね。1961年の発売なので50年以上前です。

タイトルの直訳は「プレヴェールの歌」
詩人のジャック・プレヴェールが作詞し、パートナーのコスマが曲をつけたかの有名な「枯葉(かれは)」という歌へのオマージュです。

オマージュ(hommage)は敬意、尊敬、献辞という意味。
おまんじゅうではありません。
よく似たことばにゴマージュ(gommage)がありますが、これはお肌の角質をとること。ピーリング。

「枯葉によせて」という邦題もありますね。

それでは、まず聞いてください。
スローテンポで聞き取りやすいと思います。
私の好きなお墓巡りの動画です。

※YouTubeで見る方はこちらから⇒プレヴェールに捧ぐ~セルジュ・ゲンズブール

きょうは最初の2節、動画の58秒まで訳します。
※歌詞はこちらです⇒Serge Gainsbourg:La Chanson De Prévert Lyrics – Lyric Wiki – song lyrics, music lyrics

La Chanson de Prévert プレヴェールに捧ぐ

ああ、きみが覚えていてくれるといいな
この歌は君のものだったね
君のお気に入りだったよね、確か。
プレヴェールとコスマの曲さ

Et chaque fois les feuilles mortes
te rappellent à mon souvenir,
jour après jour
les amours mortes
n’en finissent pas de mourir.

枯葉の季節が来るたびに
君のことを思い出すんだ
毎日毎日
死んだはずの恋だけど
死に切らない恋ってわけ

ちょっぴりフランス語の解説

rappeler 思い出させる

rappeler 人/物 (à 人)
(…に)~を思い出させる、想起させる
les feuilles mortes te rappellent à mon souvenir
枯葉が私の記憶に君を思い出させる
⇒枯葉の季節になると僕は君のことを思い出す。

ほかの例文
Ces lieux me rappellent mon enfance.
こうした場所に来ると私は子どものころを思いだす。

枯葉~feuille morte 死んだ葉

枯葉は フランス語でfeuille morte 「死んだ葉」です。
mort(e)は動詞 mourir(死ぬ)の過去分詞。

プレヴェールの「枯葉」でもこのmourirにかけて、2人の別れを「愛が死ぬ」、としています。

そして、その「枯葉」をモチーフにしているゲンズブールのこの歌も、「昔の恋人への思いは死なない」と歌っているわけです。

teは誰かというと、昔の恋人ですね。
彼女が「枯葉」を好きだったのです。
舗道が枯葉で埋まる秋に、彼女のことを思い出しているのですね。

一番最初の
Oh, je voudrais tant que tu te souviennes
これはプレヴェールの「枯葉」の一番最初の文と同じです。

でも、歌の部分はふつう、
C’est une chanson qui nous ressemble
Toi, tu m’aimais et je t’aimais
から始まります。

参考までに、冒頭の部分の朗読も入っているイブ・モンタンの「枯葉」をご紹介します。

※歌詞はこちらにあります⇒Les feuilles mortes


※YouTubeで見る方はこちらから⇒「枯葉」~イブ・モンタン オリンピア劇場のライブ

※「枯葉」はこちらで訳しています⇒『枯葉』Les Feuilles mortes イブ・モンタン~歌と訳詞

日本語の「枯葉」は枯れた葉で、死んだわけではないと思うけど、木から落ちたら、植物学的(?)には死んでしまったのでしょうか?

でも、押し花とか押し葉とかありますしね。
やはり死んでないような気がします。
それとも押し葉は死んだ葉のミイラでしょうか。

関連記事へのプチリンク集

ジャック・プレヴェール

Le Jardin(ジャック・プレヴェール)という詩を読んでみた

ジャック・プレヴェールの詩『朝食』は複合過去の学習に最適

『劣等生』という詩を読んでみた アメブロ

«L'accent grave» ジャック・プレヴェール FC2

セルジュ・ゲンズブール

歌と訳詞:コーヒー・カラー~セルジュ・ゲンスブール

歌と訳詞:さよならを教えて~フランソワーズ・アルディ

歌と訳詞:Laisse tomber les filles~フランス・ギャル(娘たちにかまわないで)

ジェーン・バーキンの『無造作紳士』歌と訳詞

レペットの歴史 その2|penのフランス語日記 Ameba出張所 ゲンズブールがよくはいていたZiziという靴のことなど。

藤田先生のスキットは百合という女性が出てくるストーリー仕立ですね。久松先生のはストーリーのない文法項目を入れたダイヤローグでした。

無料レポートを請求してくださったある方は、ストーリーがあるほうがおもしろいから続く、と書かれていました。このへんは好き好きでしょうね。

実は放送はまだ全然聞いていないのですが、この記事を書くために、NHKのストリーミングが聞けるページ⇒NHK語学番組 | まいにちフランス語 |は見ました。

講座のエンディングテーマはZAZの« Éblouie par la nuit »「眩しい夜」ですね。この曲は⇒歌と訳詞:Éblouie par la nuit『眩しい夜』~ザーズで訳しています。

そして、応用編のエンディング曲はなんとヴァネッサ・パラディの「ラ・セーヌ」とあるではないですか。
この曲もたまたま数日前に、⇒歌と訳詞:ラ・セーヌ~ヴァネッサ・パラディとM で訳したばかりです。

★この続きはこちらから⇒歌と訳詞:プレヴェールに捧ぐ~セルジュ・ゲンズブール 後編



    • jean-claude
    • 2014年 9月 13日

    Youtubeをざっと当たってみましたが、フランス人はギャンズブールと発音します。

      • フランス語愛好家
      • 2014年 9月 14日

      jean-claudeさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      彼の名前ですが、Ballade de Johnny-Janeなんか聞くと、
      本人はガンズブールと言ってるような気がします。
      これ⇒http://youtu.be/Ca9CNfZrk-8

      ガとギのあいだですかね?カタカナでは書きあらわせませんから。

      ただ、日本では一派にゲンズブール(あるいはゲンスブール)という表記ですので、このブログではその名前を使っています。
      彼の情報を探すとき、ふつうの日本人は「ゲンズブール」とタイプすると思うからです。

      ご指摘ありがとうございました。
      これからもよろしくお願いします。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

お気に入りに登録してね☆

◆お気に入り登録は Ctrl+D

◆ツイターで更新情報、フランス語の表現などつぶやいてます。
◆つぶやきのログはこちら ⇒pen(@mlle_pen) - Twilog
◆Feedlyでフィードをとって読むと何かと便利↓↓penも愛用中
follow us in feedly

逆アクセスランキング☆彡

毎月1日にリセットします
どなたもふるってご参加を!
2以上のアクセスから参加できます(^O^)/
アクセスランキング

アーカイブ

このブログの運営者

運営者こんにちは。フランス語愛好家のpenと申します。 フランス語を自宅で学習して正味3年8ヶ月です。おもにインターネットの講座とラジオ講座(ストリーミング放送)を利用してます。学習するにつれて自分の世界がどんどん広がってきました。
このブログには日々の学習や、フランス語について書いています。コツコツ謙虚に学んでいきたいです。もう少し詳しい自己紹介はこちら⇒penはこんな人
プライバシーポリシー・免責事項・著作権

お問い合わせはこちら

お問い合わせはこちらからどうぞ
封筒
⇒お問い合わせフォームへ

お気軽に^^