4月1日から始まった春季のラジオ講座の受講メモを書いています。
8回目のきょうは第8週(L22-L24)の感想です。
今週はこれまでの復習を盛りこんだ自己紹介と21~1000までの数字を学びました。
リヨン在住の林さんの自己紹介
林さんという25歳の銀行員の自己紹介を少しずつチェックしていくという趣向でしたね。
この人は京都生まれで現在はリヨンにお住まいです。既婚。趣味はテニス。犬を3匹飼っています。というのも奥さんが犬好きなんです。
これだけのことをすらすら言うのってけっこう難しいですよ^^; 自己紹介はいろんなところでする機会があるので、今回出てきたテキストの名詞の部分を入れ替えて自分のひな形を作り、まる覚えしておくといいでしょうね。
数字はこれまでに1~20まで勉強しましたが、今週、いきなり1000までやってしまいました。
復習の週なので、特に新しく書くことはないのですが、思いついたことを感想をまじえて書いてみます。
L.22 「私は~です」 数字21~69
自己紹介で絶対はずせないのは自分の名前です。名前は自分をほかの人と区別する大事な記号です。
名前の言い方5通り
1.Je m’appelle pen.
2.Je suis pen.
3.Bonjour, pen (挨拶のあと名前を続ける。日本語はこういう言い方多いですね。このとき握手するために手を差し出したりします)。
4.Mon nom est pen. これはあんまり使われない気がします。「名前」にこだわっているシチュエーション(警察で尋問されているときとか?)という感じがします。
5.Bonjour, c’est pen. 講座には出て来なかったですが、これは多いです。カジュアル。
林さんは自分の名前をスペルアウトしていました。フランス語ではHを読まないので「アヤシさん」になります。
「林芙美子」は「あやし うみこ」です・・言いにくいですけど。
自分が呼んでほしいニックネームなどがある場合は、「私のことは~と呼んでください」と付け加えるといいでしょう。
たとえば私ならば
Appelez-moi un stylo pen. penと呼んでください
となります。
L.23 「~で働いている」 数字70~79
名前のあとはたいてい職業を言いますね。林さんは銀行員なので
Je travaille dans une banque. です。
「どこどこ」で働いている、と働いている場所を言う言い方です。
私は先生です(Je suis professeur.)などと、職業名を言うほうが簡単な場合もあります。
働いていない人の場合、
Je suis étudiant/étudiante. 学生です。
Je suis au chômage. 失業中です。
Je cherche un emploi( Je suis à la recherche d’un travail ). 求職中です(仕事を探しています)。
Je suis en retraite. 退職しています(リタイヤしました)。
Je suis femme au foyer. 主婦です。
などあります。
フランスでは主婦もふつう仕事をしますので、あまり「主婦です」と言わないほうがいいです。
仏検の面接ならいいかもしれませんが。
なんとかコーディネーターとかなんとかセラピストとか、秘書とか、自分でビジネスやってます、などと言ったほうがいいでしょう。
●travailler(働く トラヴァイエ)の名詞形はtravail(仕事 トラヴァイユ) です。
女性むけの求人雑誌「とらばーゆ」はこの単語から来ています。
travailler は 英語のtravel と語源がつながっているそうです。ジニアス英和大辞典によると travel の語源は古フランス語のtravailler(骨折って働く)「苦労して旅をする」が原義。
テキストには
そもそもが後期ラテン語の「責め具」から派生した語で、大陸では「労働する」ことが、島国の英国では「(海上に)旅する」ことが「人を苦しめるもの」であったことからきています。
とありました。なるほど~。いったいどんな「責め具」を使っていたのか気になります。
L.24 理由の言い方 数字80-1000
この課ではparce que(~なので、だから) という原因、理由を言うまえに置く接続詞がでてきました。
林さんが「犬を3匹飼っているのは、妻が犬好きだからです」と言ったのです。この一文で自分は犬好きであり、しかも妻思いということがアピールできます。
ペットを飼っていたら自己紹介で言ったほうがいいでしょう。思うに、犬好き、猫好き、はそれだけで仲良くなる可能性が高いです。
共通の何かがあれば人間はお互いに親しみを感じるものですが、犬猫となるとこの度合いが強いんですね。
もちろんタランチュラとか、ちょっと変わったペットを飼っている時も、話のネタになるので、やはり言ったほうがいいでしょう。
自己紹介のしめくくりとして、
J’ai été heureux de vous rencontrer.
という文が出て来ました。
「お目にかかれて光栄です」という丁寧な終わり方ですね。女性の場合はheureuse になります。
これが難しかったら、Merci à vous. (ありがとうございました) Merci de votre attention (ご清聴ありがとうございました)なども使えるし、シチュエーションによっては、Et vous ? 「あなたは?」と相手にふってしまうやり方もありますね。
数字については以下の記事を参照してください。
■数字 21-30
■【第35回】1000から9999
これは9999までですが、1000が出てきたので、入れときました。
パリでは犬のフンに注意しなければいけない
水曜日の「教えてマダム」は、フランス人の多くは犬のフンの始末をしない話でした。だから、パリを歩くときは足元に気をつけなければいけないと。
私たちにしてみれば信じられないことです。
以前、隣の家の大型犬が、よくうちの庭にフンをしてました。わたしがそれを拾って袋に入れ、隣の家の庭に持っていったことがあります。
たまたまその時、その家にはふだんは住んでいない親戚の女性がパティオにいました。その人に「これ、お宅のですから。小さい子が庭で遊ぶから、犬がフンをしないようにしてください」と言ってみました。でも全然悪びれてなかったです。だって、犬だから・・・みたいなことを言われました。
家族は、あの犬にはペッパースプレーをふきつける、と本気で怒ってましたよ。そういう銃があるんです。さすがに実行にはいたりませんでした。
これは、犬を放していい場所に置いてある、フンを入れる袋のディスペンサーです。
先日、この袋を大量に持っていく人を見かけました。フンを始末しないよりはマシなのかもしれません。
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